【アマゾンズ/グラブル】小林太郎のwikiより詳しい名曲、人気曲、代表曲やおすすめアルバムを紹介
グランブルーファンタジー(グラブル)での「Paradise Lost -Avatar Battle」タイアップや仮面ライダーアマゾンズの主題歌「Armour Zone」「DIE SET DOWN」を担当した小林太郎。
2018年現在アマゾンズの方は劇場版「THE MOVIE 最後ノ審判」が公開されており、そちらはなかなか好調な模様。
劇場版仮面ライダーアマゾンズではNoBとともに一時的ではあるが"Project.R"として「EAT, KILL ALL」で作品に参加している。
今回はアマゾンズともども小林太郎にもっともっと注目していただくため、彼の魅力をたっぷり紹介していきます。
小林太郎とは?
1990年生まれの28歳(2018年6月現在)
デビューのきっかけは小林太郎がまだ高校生だった頃まで遡る。
「ストリートファイターズ」というテレビ番組にて、コンテスト形式の企画ライブがあった。そのライブで「小林太郎とマサカリカツイダーズ」というバンド名で出演し見事優する。
その後、高校を卒業しソロ活動をスタート。ソロ活動中に再度別のバンド「小林太郎とYE$MAN」を結成。紆余曲折を経て再びソロに戻り現在に至る。
小林太郎には個人的にバンドを組んで活動してもらいたいが、本人は今後もソロで活動を継続していくようだ。ソロだろうがバンドだろうが彼の音楽性は変わらない気もするがやはり名前で損をしている気がするのだ。
彼の「小林太郎」という名前である。
この名前を見てロックミュージシャンだと想像できる人が何人いるだろう(笑)
そういった意味でバンド活動をしてほしいのだが今更難しいか。
小林太郎の身長は?
小林太郎の身長は公式に明らかになってはいない。
が、以前何かのイベントで"生"小林太郎を間近で見る機会があったが、175cmは確実にあったと思う。
実際は180cm弱といったところではないだろうか。いずれにせよ意外とがっしりしていて大柄な体格だったのなのは間違いない。
小林太郎の現在は?
現在は自身のレーベル「MOTHERSMILK RECORD」を立ち上げ精力的に活動中。
2018年5月には2年半ぶりのEP「SQUEEZE」が発売された。
小林太郎の音楽ジャンルは?
基本的にはハードロック、ガレージロックなど力強いリフを主体とした男臭いサウンドが得意。ソロに転向して間もない頃はファッションなどからもNIRVANAのカート・コバーンの影響が感じられたがグランジサウンドも彼の得意なジャンルである。
サウンドは基本ヘヴィ&ラウドだが、メロディセンスが卓越しており、サビ以外でもフック満載でキャッチーな楽曲が多くを占める。
幅広いリスナーに訴求できるセンスの良さが魅力である。
小林太郎の歌詞の世界
英詩はほとんどなく日本語にこだわったメッセージ性のある歌詞が多くを占める。
恋を歌ったものも少なくはないが基本的には暑苦しい世界が広がっている。
小林太郎の歌唱力がすごすぎる
サウンド以外の注目ポイントは圧倒的な歌唱力。
カート・コバーンのようなディストーションボイスから透き通るハイトーンボイスまでボーカリストとしての懐はかなり広い。
ライブでは多少クオリティが下がるがその熱量は邦楽ロック界でも随一。
小林太郎のおすすめ人気曲
小林太郎は流行や業界の流れなど一切無視して自分の信じたサウンドを鳴らし続けているため、邦楽ロックシーンでもカテゴライズが難しく、独特な立ち位置のアーテイストになってしまった。
良く言えば「孤高の存在」と言えるかもしれないが。
まったく流行っていない、流行りそうもない音楽をやっている小林太郎だが、発表される楽曲のクオリティにはいつも驚かされる。
あと単純にギターを構えた姿がカッコいいのである。
今の邦楽ロック界にはあまりいないタイプだと思うのだがなかなか認知されていかない。
独立するまではタイアップもそこそこされていた気もするし 、サマソニやロッキンジャパンフェスなどのいわゆる夏フェスにも常連のように顔を出していた。
最近ではグラブルやアマゾンズなどとタイアップをしており、多少は知名度が上がったかと思いきや鳴かず飛ばずの状態が続いている。
先ほどネガティブな事ばかり書いているが
要するにビックリするほど売れていないのである。
小林太郎の曲を聴くといつも感じるが、どれも完成度がずば抜けている。
そのクオリティはデビュー当時から一貫して変わっていないと思う。
ジャンル的にはまったく旬でも何でもないが、それらを置いておいてもポップスとしてもう少し評価されて差し支えない気もする。やはり売り時を間違えてしまったんだろうか。
何かのきっかけで大ブレイクするかもしれないので今は粛々と布教活動に励むとしよう(笑)
では私がおすすめする小林太郎の人気曲や代表曲を紹介していこう。
IGNITE(収録アルバム:IGNITE)
イントロのヘヴィなギターが下っ腹にガツンと来る、とにかく男臭い一曲。
サビは思わず口ずさんでしまうグッドメロディ。
ハーレーをフューチャーしたMVもカッコいい。
収録されたCDは7曲入りのミニアルバムIGNITE
答えを消していけ(収録アルバム:tremolo)
「嫌なんですよ」「消して消して」「超えて超えて」というフレーズが繰り返される強烈なメッセージソング。
イントロのブリッジミュートを駆使したヘヴィなバッキングが心地よい。
小林太郎は "反骨精神の化身" と時折メディアで紹介されていたが、こうした楽曲が彼のイメージを決定付けたのだろう。
収録アルバムはメジャー1stフルアルバム「tremolo」
飽和(収録アルバム:MILESTONE)
個人的にこのMVの小林太郎は最高に男前。非常にスケールの大きなロックンロールナンバー。
抑え気味のAメロからサビで爆発する圧倒的な解放感がたまらない。
鴉(収録アルバム:MILESTONE)
こちらも先ほどの「飽和」とともに「MILESTONE」に収録。小林太郎にしか出せない独特の哀愁を帯びたミディアムチューン。
満たされない感情や孤独を表現した歌詞にぜひ注目してほしい。20代にしてこんな曲が書けてしまう小林太郎。いったいどんな人生を歩んできたのか非常に興味が湧く。
収録CDは7曲入りのメジャー1stミニアルバム「MILESTONE」
Damn(収録アルバム:DOWNBEAT)
それまでの小林太郎のイメージからは想像できないダンスミュージックを軸に据えた賛否両論のミニアルバム「DOWNBEAT」に収録されたエレクトロなナンバー。
"ハードロックな小林太郎"を求める古参ファンからは酷評だったが、ボーカリゼイションはもちろん随所でうなりを上げるギターなど小林太郎の色が無くなってしまったわけではない。新たな小林太郎を見せつけたサウンドは十分にカッコいい。
収録アルバムは7曲入りミニアルバム「DOWNBEAT」
円舞曲(収録アルバム:DANCING SHIVA)
小林太郎の持つソングライティングスキルがいかんなく発揮されたパワーバラードの名曲。ただただ泣ける。
収録アルバムはインディーズ1stフルアルバム「DANCING SHIVA」
リバース(収録アルバム:Orkonpood)
「リバース」圧巻のライブ映像↓(SWEET LOVE SHOWER 2010 より)
イントロのカッティングがカッコよすぎて、いきなり曲の世界観に引きずり込まれる。このリフは小林太郎の楽曲の中でも、個人的にかなりクオリティの高いフレーズだと思う。言葉で語るのが野暮になるくらい、ただひたすらにカッコいい曲。
すべてのロックファンにすすめたい。
収録アルバムはインディーズ1stミニアルバム「Orkonpood」
※↑こちらに収録された今回ご紹介の「リバース」という楽曲、全国発売版のボーナストラックなので、見た目が同じ「Orkonpood」でも収録されていない場合があります。CDを購入される際は収録曲の確認必須です。お間違えないように!
花音(収録CD:URBANO)
大胆にピアノやストリングスを導入した新機軸のバラードナンバー。花になぞらえて人生の儚さや運命をつづった歌詞に心が震える。ゴリゴリのロックだけではなく、こうしたしなやかな楽曲もサラッとこなす小林太郎のセンスには脱帽させられる。
収録アルバムはメジャー2ndフルアルバム「URBANO」
Jaguar(収録CD:SQUEEZE)
2018年に心機一転、自主レーベルからリリースされた「SQUEEZE」収録のナンバー。
「仮面ライダーアマゾンズ」シリーズにて"駆除班"として活躍した3名が出演するドラマ仕立てのMVに目を奪われるが、楽曲自体は王道の小林太郎節が炸裂する原点回帰の痛快なハードロック。
収録CDは5曲入り2018年最新EP「SQUEEZE」
小林太郎 どのアルバムが一番おすすめ?
小林太郎のアルバムの中でも作風が大きく異なる「DOWNBEAT」は好みが別れるので今回は除外します。とはいってもキャッチーな曲ばかりで名盤には違いない。「Damn」が気に入ったのならアルバム「DOWNBEAT」は他の曲も好きになるはずです。
それでは、小林太郎のおすすめアルバムを「DOWNBEAT」以外から選んでみよう。
基本的にどのアルバムもそこまで音楽性は変わらないが、曲のバランスや聴きやすさなど総合的に評価と、単純にロックの初期衝動のカッコ良さも感じられる1stフルアルバム「tremolo」をおすすめしようと思う。
小林太郎 はやく売れねぇかな
グラブルやアマゾンズで少しは知名度が上がったかと思いきや、本当に悲しくなるほど売れていないし、売れる気配もない
やはり邦楽ロックという広いジャンルで成功するには、ある程度時代に迎合することも必要なのだろう。
でも小林太郎にそれが出来るとは思えない。
そもそもファンの方も時代に迎合する小林太郎は見たくないとは思うけど。
邦楽ロック界で、ここ数年大きくブレイクしたのは「King Gnu」「Official髭男dism」だが、さすがにあそこまで売れてくれとは思わないし、いまの音楽性で売れるとは思えない。
比較的ライトなロックリスナーでも一応認知しているというレベルになってくれたらベターです。
もっとも今の日本じゃ小林太郎のような泥臭いのはウケが悪いだろうけどね。何回も書いているけれど、ジャンルとしても大きく売れることはもはや絶望的だろうし。
とはいえ、どんな音楽ジャンルが流行るなんて誰にも予想は出来ない。
グランジリやハードロックが再び大注目されないとも限らないので、その日を心待ちし粛々と応援していこうと思う。