ベースがカッコよすぎる邦楽ロックの名曲
今回はベースがカッコいい邦楽ロックバンドの名曲を紹介していきたい。
楽器をやっていない人は、普段ベースの音を意識して聴かないかもしれないが、バンドサウンドを構築する上で、ベースサウンドはとても重要な役割を持つ。スタジオで音を合わせると分かりやすいけど、ベースの音がないと本当にスッカスカな音になる。
というわけで、バンドにとってなくてはならないベース。
そんなベースがひと際目立つ楽曲をピックアップしたので参考にしてもらいたい。
ベースがカッコよすぎる邦楽ロックの名曲
ストレイテナー「シンデレラソング」
邦楽ロック界の天才ベーシストといえば「ひなっち」こと日向秀和である。
こうした企画で彼の名を挙げないわけにはいかない。
ひなっちはこれまでプレイしてきた全曲すべてが聴き所といっても過言ではない化け物ベーシストだが今回は最近の気分でこれを選んでみた。
THE MAD CAPSULE MARKETS「SYSTEMATIC」
上田剛士のベースは、本来の屋台骨を支える役目としてだけでなく、楽曲のイメージを決定付ける派手なリフも大きな特徴である。今回紹介している「SYSTEMATIC」も然りだが、プレイ自体はシンプルでもインパクトは抜群である。
YKZ 「BLOW BACK」
YKZのベーシスト田中秀基はスラップ奏法のスペシャリストであり、その界隈では名の知れた人物である。近年はBenthamの1stアルバムのディレクションを手掛けるなどその才能を発揮しているが、以前のような表舞台での華やかな活躍にも期待したい。
ちなみにYKZ 田中秀基はBACK DROP BOMB 田中仁(G)の実兄である。
凛として時雨 「Sitai miss me」
TKの繰り出す超絶変態ギターサウンドの陰に隠れがちだが、対をなすかのようなアンサンブルを聴かせる345のベースも十分変態である。
彼女のベースは基本的に音が太い。
地味なプレイをしていても存在感があってかっこいいので、ぜひ注意して聴いてみてほしい。
Nothing's Carved In Stone「きらめきの花」
Nothing's Carved In Stone『きらめきの花』
再び登場のひなっちである。
この曲はイントロ~Aメロのスラップがかなりヤバい事になっているけど、サビのフレーズが最もエグいと思う。とてつもなつグルーヴィー。
ファンに人気の曲なのでYouTubeのコメ欄でも楽曲自体は絶賛されているが、ひなっちのベースに触れている人がいなくて悲し過ぎる。
番外編「笑点のテーマ」
あまり言及されないが『笑点のテーマ』のベースは意外とカッコいいのである!
邦楽ロックではないがどうしても紹介したかったので番外編ということで。
YouTubeにはTAB譜の動画もあったので、ベース初心者さんの練習にいいかもしれない。
ベースがカッコよすぎる邦楽ロックの名曲 まとめ
初めは意識して聴かないと他の音に隠れてしまいがちなベースサウンドだが、その存在を感じることで楽曲の素晴らしさが何倍にも膨れ上がる。
これまでベースの音にあまり注目してこなかったという方は、この機会に耳を傾けてみてほしい。きっと新しい音楽体験が出来るはず。
笑点のテーマのように意外にグルーヴィーな曲も世の中にはたくさんあって、それを見つけるのもまた楽しいと思う。
それではまた。
THE MAD CAPSULE MARKETS「SYSTEMATIC」収録
YKZ 「BLOW BACK」収録
凛として時雨 「Sitai miss me」収録
Nothing's Carved In Stone「きらめきの花」収録