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サビから始まる名曲を【23選】まとめてみた

サビから始まる名曲を【23選】まとめてみた【ロックなど】

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サビから始まる曲

世の中には様々な構造の楽曲があるが、「サビから始まる」という曲がいくつも存在する。

 

  • 短いイントロをはさみサビに移行するタイプ
  • イントロがまったくない曲

など、「サビから始まる曲」と一口に言っても、そのタイプも色々とある。

 

近年は、サブスクの影響で、曲の冒頭からリスナーのハートをつかむため、サビから始まる曲が急増しているようだ。それに伴って、イントロも短く作るのが主流らしい。

 

その一方で「サビのみ凝った作り」の曲も増えたそうだ。

 

その原因は「TikTok」らしいのだが、少しでも楽曲のインパクトを残せるよう、クリエイターたちも時代に合わせ試行錯誤している。

 

当稿では、上記のような「サビから始まる名曲(※個人的な評価です)」を、ロック以外のジャンルや、様々な年代からチョイスしまとめてみたのでぜひ聴いてみてほしい。

 

 

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サビから始まる名曲

見やすいように「ロック編」と、所謂「J-POP」やそれ以外のジャンルを含む「J-POP/その他編」で項目を分けました。

 

サビから始まる名曲【ロック編】

今宵の月のように/エレファントカシマシ

心揺さぶる名曲を数多く生み出している「エレファントカシマシ」。

 

「今宵の月のように」はファン以外にも極めて知名度が高く、普段ロックを聴かない人にも"いい曲"として認識されているだろう。

 

シンプルすぎる楽曲構成に、宮本浩次全開の歌。

 

世代関係なく胸に突き刺さる要素を持った、いつまでも色褪せない、エレカシ不朽の名曲。

 

 

誘惑/GLAY

GLAYを代表する一曲であり、個人的には、J-POP史に残したい名曲だと思っている。

 

GLAYの曲の中で"サビから始まる"と言えば、「口唇」も有名かもしれない。

 

しかも口唇は、イントロなしでいきなりサビから始まるため、誘惑以上のインパクトを誇るが、サビ前にあるイントロのギターリフが好きなのでこちらをチョイスした。

 

 

女々しくて/ゴールデンボンバー

「エアーバンド」という戦略が見事にハマったゴールデンボンバー

 

「女々しくて」は彼らの楽曲の中でも圧倒的な人気を誇り、カラオケでは歴代記録を塗り替える49週連続1位というの大快挙を果たした。

 

彼らはエアーバンドゆえ、ガチガチのロックファンからは敬遠され、時には中傷の的になることもある。

 

個人的に、ゴールデンボンバーを「バンド」とは捉えていないが、良い曲を書く面白い人たちという感覚で楽しんでいる。

 

 

シャングリラ/チャットモンチー

2018年7月惜しまれながらも解散したチャットモンチー

 

彼女たちの代表曲しか知らないようなにわかではあるが、それら代表曲がいずれもツボにはまり一時期はかなりの頻度で聴いていた。カラオケに行った際は、当時お付き合いしていた女性によく歌ってもらっていたことも印象に残っている。

 

チャットモンチーは意外とハードなサウンドの曲もあったりして、「カッコいいバンド」というイメージも持っている。

 

しかし、そういったサウンドに、橋本絵莉子(Vo)の歌を乗せることで、楽曲の雰囲気は一気にかわいらしくポップな方向へと舵を切る。声の存在感が強かったのだろうが、このアンバランスさが痛快だった。

 

 

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Black Market Blues/9mm Parabellum Bullet

邦ロック好きから圧倒的な支持を得る「9mm Parabellum Bullet」。

 

ダサいのにカッコいいという不思議な感覚が味わえる個性的なロックナンバーの数々。

 

「Black Market Blues」も、フレーズやリズム、歌謡曲的なメロディ等、ダサい要素がふんだんに詰め込まれている。正直聴いていて恥ずかしくなる瞬間もあるが、全体を通して聴くとなぜかカッコいいという不思議な曲。9mmの場合、この曲に限ったことではないが。

 

「ダサかっこいい」を高い次元で体現する9mmの音楽性は、現在の音楽業界で並び立つ者はいないし、強烈なアイデンティティを確立している。

 

 

上記の貶しているように見える部分は、すべて褒め言葉なのであしからず。

 

 

Emotions/MAN WITH A MISSION

「オオカミバンド」として確固たる地位を確立した「MAN WITH A MISSION」。

 

筆者も大好きなバンド、最近の曲はあまり琴線に触れないけれど、2016年リリースのアルバム「The World's On Fire」辺りまでは狂ったように聴きまくっていた。

 

「Emotions」はマンウィズの中でも特に人気がある楽曲で、筆者が『MAN WITH A MISSIONの好きな曲ベスト10』を作るなら必ずランクインさせたい。

 

タイトル通りの"エモい"楽曲で、冒頭から繰り出される極めて印象的なサビは、曲の世界へ否応なしに引きずり込まれる強烈なインパクトを放っている。メロディの良さでいえば、マンウィズの楽曲でもトップレベルではないだろうか。

 

 

太陽系リフレイン/KEYTALK

最近あまり名前を聞かなくなってきた「KEYTALK」だが、筆者は一時期かなりハマっていた。

 

そして「太陽系リフレイン」は、初めてKEYTALKを知った曲として強く印象に残っている。フェスでこの曲を生で聴いたときは「やっぱ良い曲だわ」と改めて感動した。

 

 

KEYTALKは、ロックフェスと共に大きなムーブメントを巻き起こした「4つ打ちダンスロック」の代表的なバンド。

 

人気曲でもある「太陽系リフレイン」は、彼らの得意とする、高速ダンスビートにキャッチーすぎるメロディを乗せるという定番のスタイル。体が勝手に動いてしまう極上のダンスロックに仕上がっている。

 

KEYTALKのサビから始まる曲なら「桜花爛漫」もかなりおすすめ。

 

 

It's a Meaning Of Your Life/Septaluck

当ブログでも度々取り上げる、筆者が日本一のポップパンクバンドだと信じて疑わない「SEPTALUCK(セプトアラック)」。

 

ポップパンクの爽快な王道サウンド、すぐに口ずさめてしまうポップなメロディ、すべての楽曲を手掛けるfin(Vo)の高い歌唱力が武器。

 

ツボを押さえたクオリティの高い楽曲は結成当初からずっと変わっていないので、どのアルバムも楽しめます。

 

 

Aware And Awake/coldrain

世界基準のサウンドと万人受けするメロディを武器に、年々活躍の幅を広げている「coldrain」。

 

彼らは名古屋出身バンドなのだが、生まれてこの方愛知在住の筆者は非常に鼻が高い。デビュー当時から応援し続けているので、現在の活躍ぶりも喜ばしい限り。

 

coldrainの魅力は沢山あるけれど、中でも筆者はMasatoの歌唱力の高さをプッシュしたい。

 

個人的に、ライブでもあそこまで正確に歌えるロックボーカリストは、現在のラウドロック界では数える程度しかいないと思っている。名古屋の宝。

 

 

Survivor/BLUE ENCOUNT

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ第1期【第2クール】でのオープニングテーマ曲。 

 

BLUE ENCOUNTは、ギタープレイがかなり好みなので、アルバム単位で聴いているものの、歌詞が少々ダサいと感じる(※あくまでも個人の意見です)ため、恥ずかし過ぎて聴けない曲も結構ある。

 

「Survivor」も、歌詞は若干ダサ目であるものの、ガンダム補正サウンドの緻密さ、メロディの良さが上回り、現在もよく聴いている楽曲だ。

 

 

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D-tecnoLife/UVERworld

UVERworldの記念すべきメジャーデビューシングル。

 

UVERworldは普段からよく聴いており、ファン歴は結構長めのバンド。

 

D-tecnoLife」以外にも、サビから始まる名曲が沢山ありそうなのだが、パッとも思い浮かんだ曲がこれだった。

 

メンバーの音楽的嗜好がバラバラで、様々なジャンルのサウンドを自分たちのフィルターを通し表現し続けているUVERworldは、新作を発表するたびに新たな感動を与えてくれる。

 

今回のテーマとは関係ないけれど、UVERworldで最も好きな曲はCORE PRIDE」。

 

 

虹/L'Arc~en~Ciel

前任ドラムのSakuraが逮捕⇒脱退⇒活動休止、その後yukihiroを迎え再始動を果たした、復活第一弾シングル。

 

ラルクはサビから始まる曲が沢山あり迷った中で、今回はバンド名を冠した「虹」をチョイスした。※『L’Arc〜en〜Ciel』はフランス語で”虹”を意味する。

 

上記のとおり曲のタイトルだけでも印象的ではあるが、初めて聴いたときはその圧倒的なスケールに度肝を抜かされた記憶がある。

 

全体的な雰囲気は極めて暗く、聴くだけで疲れてしまいそうなイメージがあるけれど、暗さの中に強さや希望も内包していて、とにかく感情がごちゃごちゃにかき乱される感覚があった。

 

そして、虹というカラフルなタイトルに反して、曲を聴いて思い浮かべる情景は終始"モノクロ"に感じる点も面白い。

 

 

バラ色の日々/THE YELLOW MONKEY

2016年1月8日に再結成を果たし、多くのファンを歓喜させたTHE YELLOW MONKEY

 

再始動後のアルバムも相変わらずカッコよかった大好きなバンドである。

 

彼らの多すぎる名曲の中で、サビから始まるといえば、筆者の中では「バラ色の日々」。グラムロック/ハードロックをベースとし、アンバランスな歌謡曲と融合させたイエモン流ロックはこの曲でも存分に堪能できる。

 

 

STAY TUNE/Suchmos

2021年2月3日、活動の一時休止を発表した「Suchmos」。

 

そこまで追いかけているバンドではなかったものの、好きな曲はいくつかあったため寂しいニュースではあるが、いつか帰ってきてくれると信じている。

 

 

瞬き/back number

切なすぎる世界観が多くの共感を生み、今や絶大な人気を誇る「back number」。

 

筆者は、例外もあるけれど恋愛をテーマにした歌詞が極めて苦手であり、直接的な表現であればあるほど厳しくなる。

 

にもかかわらず、back numberは意外とすんなり聴けてしまうため、実はお気に入りのバンドだったりする。

 

歌詞の情景に沿って巧みに変化するアレンジの上手さや、清水依与吏の声が好きという点が大きな要因だろうか。

 

ちなみに一番好きな曲は「はなびら」。

 

 

夏のせい/RADWIMPS

2020年9月2日リリースの「夏のせい ep」に収録。

 

野田洋次郎特有の語彙で描かれるRADWIMPSにしか表現できない夏の世界。

 

MVでダンスを披露している「山田杏奈」の透明感もあり、ジメジメとした暑苦しい夏ではなく、暑さが和らいだ夏の夜を思い起こさせ、涼しげでどこか寂しさも感じられる曲。

 

 

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サビから始まる名曲【J-POP/その他編】

光/宇多田ヒカル

キングダムハーツのテーマソング。宇多田ヒカルがいくつも持つ代表曲の一つであり、今聴いてもまったく色褪せない名曲。

 

宇多田ヒカルが台所に立っているという、なかなかシュールなMV。

 

ここで「光」の豆知識を一つ。

 

曲中に何度か訪れる「サビが始まるタイミング」で、宇多田が水道のレバーを操作し、サビとほぼ同時に水が出るようになっている。筆者はこの事をつい最近知ったのだが地味に感動してしまった。

 

知らなかった方は、MVを観てぜひ確認してみてほしい。

 

 

トライアングラー/坂本真綾

マクロスFのオープニングナンバー。

 

坂本真綾らしさのない楽曲ではあるが、アニメの主題歌という事もあって、現在も高い人気を誇り、坂本の代表曲のひとつにもなっている。

 

 

ばばばばんびずむ~!!/#ババババンビ​

2020年1月30日から活動を開始した新人アイドルグループ「#ババババンビ」。

 

実は、筆者が今一番推しているアイドルであり、チョイスした理由は「#ババババンビのことが書きたかった」だけである。

 

リリースされている楽曲は現段階で、6(or7)曲だったと思うので少なめではあるものの、パブリックイメージの「アイドル」を体現した粒ぞろいの良曲ばかり。

 

今回取り上げた「ばばばばんびずむ~!!」はグループ名を冠しており、メンバーの自己紹介的な要素を持った楽曲で、今後のライブでも必ず歌うと予想される代表曲。

 

メンバーである「吉沢朱音」が携わった歌詞も、グループのコンセプトや、各メンバーの特徴を表した内容となっている。

 

サビメロが好き過ぎるあまり、作業中などは気が付くと鼻歌で歌っている時もある。

 

 

今夜はブギー・バック/小沢健二 featuring スチャダラパー

現在まで多くのアーティストにカバーされており、今後も歌い継がれていくであろう伝説の名曲。

 

ヒップホップについて偉そうに語れる知識は持ち合わせていないし、当時のことも分からないけれど、「スチャダラパー」がいなければ、現在の邦楽ヒップホップは別の形になっていたかもしれない。

 

この独特なゆるい雰囲気は、他では味わえない気持ち良さがあり、音に任せいつまでも体を揺らしていたくなる中毒性の高い一曲。忘れた頃に無性に聴きたくなる。

 

カバーも秀逸な出来が多いけれど、最終的にはオリジナルが恋しくなる。

 

 

MVを観るまで気が付かなかったが、「心がわりの相手は僕に決めなよ」のパートも小沢健二が歌っていると思っていたのに、BOSEだったのがかなり衝撃だった。

 

 

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夜に駆ける/YOASOBI

「第71回NHK紅白歌合戦」への出場もはたし、現在も、常に話題の中心となっているYOASOBIの「夜を駆ける」。

 

小説を音楽にするという個性的なテーマが、他との差別化を生み、幅広い世代から圧倒的な支持を得ている。

 

社会現象化しているだけあり、楽曲については賛否両論(ほぼ賛だと思うが)で、「今の(時代の)音ではない」など、辛辣な意見もちらほらと囁かれている。

 

しかし、良質なポップスという観点で語るなら、「これ以上はないかも」というレベルまで研ぎ澄まされている。相当ひねくれていない限り、誰が聴いても"良い曲"だと認めざるを得ないだろう。

 

筆者は、つい最近までYOASOBIをしっかり聴き込んではいなかったが、素晴らしい音楽を生み出すユニットだと今は強く感じている。

 

ただ、ここまで爆発的にヒットした理由は正直分からない。

 

 

言葉よりも大切なもの/嵐

2020年12月31日、多くのファンに惜しまれながら活動休止した「嵐」

 

彼らもサビから始まる名曲が沢山ある。

 

カップリングやアルバム曲まで含めれば、その数は相当なものになるが、今回選んだ曲は2003年9月3日リリースされた両A面シングル「言葉よりも大切なもの」。

 

嵐は多様な音楽性を持つグループで、筆者が好むロックサウンドも得意としていた。

 

「言葉よりも大切なもの」は軽快なロックフレーズが満載で小気味よい。

 

シングル曲としては初めてRAP詞に櫻井翔の名前が刻まれた記念すべき一曲でもある。

 

この曲はイントロなしでいきなりサビからスタートするタイプで、筆者の大好きな「大野智」の美声が冒頭からたっぷり楽しめる。

 

 

音楽好きでなくとも有名な話だが、大野智は非常に歌が上手い。

 

ジャニーズ事務所で最も歌唱力が高いのは堂本剛だと思っているけれど、堂本に匹敵するのは大野智しかいないと思っている。

 

各メディアで度々実施される「ジャニーズグループ歌唱力ランキング」でも、両名は常に名前が挙がるので多くのファンが同じように感じているのだろう。

 

嵐はいつか戻ってくると宣言している。しかしどうなるかは現状誰にも分からない。

 

ファンの一人としては、その言葉を信じ待ち続けるしかないが、いつかまた素敵な音楽を我々に届けてほしいと願っている。

 

 

ヘビーローテーション/AKB48

2021年現在は「坂道グループ」の台頭が著しいが、この頃のAKB48のパワーは相当なものがあったと思う。

 

個人的にAKB48で一番好きな楽曲はフライングゲットだが、サビから始まる楽曲でいうと、この「ヘビーローテーション」 が断トツでナンバーワン。

 

2010年8月18日リリースなので、すでに10年前というのが驚きだが、今聴いても素直に良曲だなと感じられた。

 

それにしてもMVがエロすぎ。

  

 

サビから始まる名曲 まとめ

ということで、たっぷりお届けしてきた「サビから始まる名曲」いかがだっただろう。

 

案の定ロックに偏ってしまったので、J-POPやその他のジャンルからもう少しピックアップして、時間が取れた際にまた追記しようと思っている。

 

それではまた。

 

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