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「コロナをぶっ潰す」成人式でバズったRyotaの楽曲をコロナ禍でもマスクをしない馬鹿に聴かせたい

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コロナなんて俺がぶっ潰してやるよ

2021年1月11日、北九州市で行われた成人式でのエピソードをご存じだろうか。

 

テレビの取材陣から

 

「コロナについてどう思いますか?」

 

という質問に対し、とある若者がテレビカメラを睨み付けながら

 

「コロナなんて俺がぶっ潰してやるよ!」

 

と発言したのだ。

 

本人的には"つい勢い"で口から出てしまった言葉らしい。

 

この発言を受けてツイッターを中心にネットで賛否両論巻き起こるという騒動があった。

 

その若者の名はRyota

 

彼がなんと配信にて楽曲をリリースしていたのだ。

 

これが思った以上に出来が良かったのでさっそく紹介していきたい。

 

 

「コロナをぶっ潰す」Ryotaの楽曲

友人の兄「アーロン」が手掛けた楽曲にフィーチャリングという形ではあるが、ラップで参加している。

 

楽曲名は、Ryotaがバズるきっかけとなったセリフをほぼそのまま採用した

 

『コロナなんか俺がぶっ潰してやるよ。』

 

ジャンル的に疎い音楽なため、ヒップホップとしてクオリティの善し悪しは判断つかないけれど、ヴァースとフックの境目が曖昧なトラックが心地良いし、フックパート自体も耳に残りやすい。

 

音に身を任せていたら気が付いたときには曲が終わっていた。

 

それくらい没入感があったし、一度楽曲の世界に入ってしまったら抜け出せない抜群の中毒性がある。

 

 

歌詞のメッセージ性も特筆すべき点。

 

元々はヤンキーの短絡的で無意味な発言だったかもしれない。

 

 

しかし、詞の世界観と融合することで、あの発言は意味のあるものに変わっていた。

 

混迷する世界をどうにかして変えたいという熱い想いが宿ってるような気がした。

 

 

ここまで言っても、『コロナを潰す』という発言を荒唐無稽だと感じる人もいるだろう。

 

しかし、一人ひとりが前のめりでコロナに立ち向かうことも大切なことだと思うのだ。

 

熱くなることがダサいと捉えられがちな現代。これくらい暑苦しい若者がいたって良いのではないか。

 

緊急事態宣言が出ているにもかかわらず、まるで他人事のように人ごみの中をマスクなしで闊歩するイカれた人間がいる。

 

そんなクソ野郎に比べたらコロナに熱い想いをぶつけるヤンキーの方が何百倍も素晴らしい。

 

 

最後に印象に残った歌詞を以下に引用していきたい

このバズなんて序章に過ぎない
俺のラップでリアル変えたい
コロナはやってたころなんて
あったなって必ずそんな日が来るなって 
できるできないは関係ない
お偉いさん叩いても意味なんてない

 

Everybody 今こそ皆手を取って
不安や不満なんてI don't care
霞んだ世界にあかり灯すため
前へ going going going

 


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