【ゲーム好き必見】レトロゲームの音楽をメタルでカバーするバンドがかっこよすぎた
今回は様々な人気テレビゲームの音楽をメタルカバーする少し変わり種のバンドを紹介していきたい。
筆者は音楽と同じくらいテレビゲームが大好きで、一時期は休日の度に何かしらプレイしていた。
で、今回紹介するバンドが「ロックマン3」のカバー楽曲をYouTubeにアップしており、それがこのバンドとの出会いになった。
少し調べてみたら「ゲーム・メタル・バンド」として活動している事が分かったので「これは紹介せねば!」ということで筆を執った次第だ。
ゲームメタルバンド:POWERGLOVE(パワーグローヴ)
活動年数:2003年 - 現在
メンバー:
- アレックスバークソン - ギター、シンセサイザー(2005 - 現在)
- バジルシルバー - ドラム、シンセ(2005 - 現在)
- ベンコーエン - ギター(2015 - 現在)
彼らは、様々なバンド(詳細不明)のメンバーたちによる"サイドプロジェクト"として始動。
結成当初は4人組だったようで、現在はサポートやゲストミュージシャンを迎え活動しているらしい。
POWERGLOVE(パワーグローヴ)のバンド名の由来
勘の良いゲーマーなら気が付いたかと思うが、バンド名の由来はファミコン周辺機器である、そのままずばり「パワーグローヴ」。
画像のように右腕に装着して、手を上下左右に動かせば、ゲーム中のキャラクターも上下左右に動くという画期的な周辺機器。指を曲げることでA・Bボタンの役割も果たす。
いつぞやのゲームセンターCXのミニコーナーでも紹介されていた。
ちなみに、操作性が極めて悪いらしく、説明書には「イライラせず練習しましょう」的な記載がある。
定価は1万9800円とファミコン本体よりも高価なのだが、amazonでは上は4万8000円弱とかなりプレミアがついていた。
このまま進めるとゲームブログになってしまうのでこの辺で話を戻そう。
POWERGLOVE(パワーグローヴ)の活動
彼らの最初のレコーディングは、2003年初頭に発表されたロックマン2 の「Dr.Wily'sTheme」。
続いてロックマンX の「ストームイーグル」。
これ以降もロックマンに関するカバーをいくつか発表しているため、パワーグローヴのメンバーは「ロックマンシリーズ」が好きなのかもしれない。
2005年にデビューEP「Total Pwnage」をリリース。
PS2ソフトのパッケージを思わせるデザインが馬鹿ばかしくて最高にクール。
これ以降リミックスアルバムも含め、現在(2021年3月)まで5枚のアルバムをリリースしている。
POWERGLOVEは、基本的に「ゲーム音楽を演奏するバンド」という認識で良いみたいだが、アニメ主題歌をカバーすることもあり、その際はゲストボーカリストを招いてレコーディングを行う。
過去に、「Sonata Arctica」のトニー・カッコ、「DragonForce」のマーク・ハドソンなどが参加。
ちなみにメンバーは自分たちのジャンルを「2D METAL」としている。
POWERGLOVE(パワーグローヴ)のサウンド
メタルカバーといえば、原曲の面影を壊してしまうことも珍しくないし、それもある種の良さだったりする。
だが彼らの場合は、原曲の雰囲気を残しつつカッコよくアレンジしてくれるので、編曲センスがあるなと感動してしまった。
発表している楽曲のほとんどがインストなのだが、演奏能力は極めて高い。
スラッシュ/パワー/ネオクラ/デスメタルなど、メタラーの琴線に触れるリフの応酬は、メタルファン納得のクオリティと言える。
「EXODUS」や「NUCLEAR ASSAULT」の前座を務め、「HammerFall」「Sonata Arctica」らとツアーを回った経験もある。
一見色物でかなりのマイナーバンドでもあるが、その実力は本物ではないだろうか。
POWERGLOVE おすすめ曲
ではここから筆者が選んだおすすめ曲を紹介していこう。
Powerglove - Guile's Theme
Powerglove - Mega Man 3 Intro
Powerglove - Clockwork
Powerglove - Spark Mandrill
Powerglove - Chrono Trigger
Powerglove - Ninja Gaiden
Powerglove - Castlevania 2 + Castlevania 3
Powerglove - Zelda
Powerglove - Kirby
Powerglove - Under The Sea
リトル・マーメイド
POWERGLOVE(パワーグローヴ) まとめ
ということで、レトロゲームの音楽をメタルアレンジするPOWERGLOVEを紹介してきた。
原曲を知らないとそこまで感動出来ないのかもしれないが、純粋にメタルミュージックとしても十分楽しめると思う。興味が湧いたらぜひチェックしてみてほしい。
それではまた。
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