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美人(かもしれない)男勝りな女性ドラマーおすすめ4選【ドラム】

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ロックというものがこの世に存在してから「女性ドラマー」は一定数存在していた。しかし、パブリックイメージとして「ドラマー=男」という考え方は長い間根付いていたと思う。それはドラムの性質上、体力が必要だからである。女性よりも男性がドラムを叩くことが至極当然の流れがあった。

 

しかし近年、ロックだけにとどまらず「女性ドラマー」いう存在が珍しい物ではなくなった。それはリスナー側の認識も同様である。いまや「女性でもドラムを叩く」という共通認識が形成されのだ。邦ロック界を見渡してみても、女性ドラマーの数は年々増えているように思う。

 

 

普段から音楽に親しんでいるリスナーの中で、ロックミュージックがより身近なものとなり、「ロックが生活の一部」「ロックなしでは生きていけない」と考える人も年々増えてきている。当たり前のように老若男女ロックを聴くようになった。そうした状況になれば、女性がドラムを始めるというのも当然の流れである。

 

 

楽器を始める際、多くの人はギター、ベース、ドラム、この中のどれかを選択すると思うが、ドラムを選ぶ比率が、楽器演奏人口の増加量に比例して増えていったこと、それが女性ドラマー増加の一因だと筆者は考えている。

 

そこで今回は、女性ならではのしなやかさ、男性顔負けの力強さを兼ね備えた、ロックの世界で年々増えつつある女性ドラマーを何名か紹介していきたい。

 

 

読者様に媚びるためには「梅村妃奈子(Silent Silen)」「ほな・いこか(ゲスの極み乙女。)」「RINA(SCANDAL)」「宍戸カフカ」「川口千里」「むらたたむ」辺りを"美人"な女性ドラマーとして紹介するべきだろう。今ならYoutuberの女性ドラマーだって数え切れないほど存在する。

 

その辺りの人選は他人様のブログにお任せしよう。マニアックなまとめ記事を信条とする当ブログらしく比較的知名度の低い人物からチョイスしてみた。

 

ちなみに美人かどうかはあなたが判断してください。

 

 

おすすめの美人(かもしれない)ドラマー

SATOKO(FUZZY CONTROL

SATOKO,FUZZY CONTROL

出典:SATOKO OFFICIAL WEBSITE

 

SATOKO

本名:菅沼 知子(すがぬま さとこ)

生年月日:1982年9月10日生まれ。

 

女性ドラマーといえば自分の中ではSATOKO一択である。

 

というか、実のところ、SATOKOを読者のみなさまに紹介したくて今回の筆を執ったようなものだ。個人的には日本一の女性ドラマーと言い切ってしまいたいくらい評価している人物である。

 

 

SATOKOの何がすごいのか?

 

まずは何といっても「手数王」の異名を誇るあの菅沼孝三のご令嬢なのだ。

 

※まったくの余談だが、菅沼孝三氏は元SIAM SHADE栄喜のメタル/ラウドロックユニット「DETROX」でのバカテクプレイが印象に残っている。

 

 

ではSATOKOの話題に戻ろう。

 

彼女は13歳でドラムを始め、父親の手ほどきを受けながらメキメキとスキルを上達させる。その後は、様々なバンドやセッションでドラマーとしての実績を積んでいった。左利きのため、変形セットを操る。

 

2003年からは、3ピースオルタナティブロックバンドFUZZY CONTROLのメンバーとして活動を開始。 同バンドではドラム、コーラス、作詞を担当。

 

FUZZY CONTROLにてレコーディング、ライブ等アーティスト活動の傍ら、ドラムのワークショップを全国各地で展開。

 

DREAMS COME TRUE稲葉浩志、吉川晃司、DAITA花澤香菜スガシカオ、LIFE IS GROOVE、山本彩大黒摩季等、著名アーティストのサポートドラマーとして活躍中。 

 

若いリスナーには馴染みがうすいSATOKOだが、ご覧のように数々のアーティストから信頼を得ている凄腕ドラマーなのだ。

 

 

そして、その活動はドラマーだけにとどまらない。

 

2013年には自身初の書籍「たった、少しの覚悟で冒険するドラゴン」を出版。

 

作家以外にも、2015年から各地で絵画個展を開催するなど、音楽以外の分野でマルチな才能を発揮している。

 

 

そんなSATOKOであるが、父親ゆずりの超絶スキルが聴き逃せない。

 

自身のバンド「FUZZY CONTROL」は、様々なジャンルの音楽性を自分たちのフィルターを通して表現するバンド。そんなバンドで長い間ドラムを担当していたSATOKOだが、どんなテイストの楽曲でもそつなくこなす。まさに「手数王」譲りの驚異のドラミングが冴えわたっていた。曲によって表現を変える繊細なプレイにも定評がある。

 

ライブ中は、時折笑顔を見せ楽しそうにドラムを叩く。

その様は、最高にクールでかっこよく、可愛らしくて華がある。

 

個人的に女性ドラマーのお手本のような人だと勝手に思っている。

 

 

 

全編タイトなドラミングが炸裂↓

FUZZY CONTROL「The way you decide」

 

SATOKO本人の"叩いてみた"動画

「The way you decide 」のドラムを叩いてみた。

 

FUZZY CONTROL ライブダイジェスト

FUZZY CONTROL 最新DVD「10th Anniversary Party ~ ROCKS~」ダイジェスト!

 

 

最後にSATOKOのドラムプレイが存分に楽しめる音源を紹介したい。

 

このアルバムはFUZZY CONTROLの数ある名盤の中でも最もおすすめできる一枚だ。タイトル通り非常に「ロック」なアルバム。今回の動画でSATOKOのことが気に入った方はぜひ手にしてみてほしい。

 

 

 

小林瞳(浅井健一 & THE INTERCHANGE KILLS)

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小林瞳,ドラム

出典:FUJIROCK EXPRESS 2018

 

小林瞳

本名:不明(おもらく本名?)

生年月日:不明

 

カナダでロカビリーバンド等に在籍し活動していたというが、日本では全く無名のドラマー。

 

日本でもアンダーグラウンドでバンド活動をしていたようだが詳細は不明。

 

筆者は、浅井健一の大ファンである。

 

そのつながりで、たまたま小林瞳の存在を知ることになったが、そうでなければ一生出会わなかったドラマーだろう。

 

 

ではまず、小林瞳と浅井健一との出会いのきっかけから語っていこう。

 

ある日ベンジーの元に、SHERBETS仲田憲市から「すごいドラマーがいる」との情報が入る。その情報に興味を持ったベンジーはさっそく小林瞳とコンタクトを取りセッションを行う。

 

実際に音を合わせてみた結果、理想的なグルーヴに感銘を受けたベンジーがそのまま自分のソロに誘った。

 

というのが、小林瞳と浅井健一が同じバンドでプレイする経緯だ。

 

 

浅井健一曰く「創作意欲を刺激された」と絶賛した小林瞳のドラミング。

 

基本的にアタック音が強く、タイトで正確なリズムを刻む。それでいて、バスドラは余韻を残すことで、彼女特有のグルーヴを生み出している。その結果、楽曲の爆発力に一役買っているのだ。

 

 

シンバルを細かく使うプレイが特徴的で、その辺りに女性らしさも感じられる。堅実にボトムを支える中尾憲太郎(b)との相性も抜群である。

浅井健一&THE INTERCHANGE KILLS "Messenger Boy"

 

 

 

 

 

AKANE(BAND-MAID

AKANE,BAND-MAID

出典:ORICON

 

AKANE

本名:廣瀬 茜

生年月日:12月14日(年齢非公開)

 

「AKANE」は日本よりも海外での知名度が高いBAND-MAIDのリーダー兼ドラムス担当。

 

高校時代には軽音楽部に所属。当初はギターを触っていたようだが、指が届かず断念。ベースも同様。ボーカルは無理だとなりドラムを選ぶが、すぐさま8ビートが叩けたらしい。そこからドラムを叩くことになったようだ。

 

運命というかドラマーとしての才能が初めからあったのかもしれない。

 

 

メイドという見た目からは想像できない、ゴリゴリのメタルやブルージーなハードロックをかます本格派のBAND-MAID。その音楽性から、演奏には高いスキルを要求されるが、メンバーそれぞれが応えられるだけのスキルを持ち合わせている。

 

AKANEはマキシマムザホルモンナオをリスペクトしているようで、彼女譲りのパワフルなドラミングが理想と語っている。

 

HR/HMのようなジャンルは、バスドラの使い方がキモになってくるのだが、AKANEは変則的なリズムパターンをいとも簡単にこなしてしまう。

 

特に近年の作品では「DOMINATION」のサビが圧巻。ツーバスでの変態的プレイをご堪能あれ。まさに『人は見た目で判断できない』。

BAND-MAID / DOMINATION

 

 

 

 

明日香(ex.Nina)

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明日香

本名:不明

生年月日:不明

 

 

紹介しておいてなんだが、正直「明日香」というドラマーの情報はあまりない。

 

散々ググってみたが、それでも満足いく情報が得られなかった。

 

ではどうして紹介したかといえば、単純に見た目の可愛さである。

 

MVを観た際、そのルックスに完全にやられてしまった。

最早プレイがどうこうより完全に見た目です、すみません。

 

 

明日香は「Nina」というガールズバンドでドラムを担当していた。解散後は「ピアス」というバンドに加入し、その後サポート等で活動していていたようだ。しかし、2020年現在音楽業界にいるのかは定かではない。

※NinaといってもジュディマリYUKIがやっていたNinaではないのであしからず。

 

明日香に関する情報は以上である。

 

もはや語るネタもないので、彼女が参加したMVをご覧いただこう。

[PV]カヴァメタ「ペガサス幻想」

 

私はこのMVで明日香を知る。笑顔でドラムを叩く彼女にやられてしまった。

やはり筆者は、楽しそうに演奏する女性プレイヤーの姿に惹かれるらしい。。。

 

 

曲はおなじみ、みんな大好きアニソン界のレジェンドソングペガサス幻想である。

 

演奏しているのは「Dr.Metal Factory」というバンド?というかユニット?というかプロジェクトだ。

  

 

初代「ペガサス幻想」を演奏していたハードロックバンド「MAKE-UP」のヴォーカル「NoB」が、EARTHSHAKER石原慎一郎と「Dr.Metal Factory」というユニットを2009年に結成。

 

J-POPの名曲をヘヴィメタルアレンジでカヴァーしたアルバムを作るというコンセプトで活動中。

 

※「ペガサス幻想」はJ-POPではないが、NoBが参加しているということで、ファンサービスの一環や話題性も狙ってレコーディングしたと思われる。

 

つまり、おっさん二人のユニットの中に、サポートとして呼ばれたのがNinaの明日香だったというわけだ。ちなみにMVに登場するベーシストは明日香同様、元Ninaに在籍していたJunko

 

 

ついでに「Dr.Metal Factory」をもう一曲

[PV]カヴァメタ「Jupiter」

 

 

美人(かもしれない)男勝りな女性ドラマー まとめ

さて、美人(かもしれない)女性ドラマーを何名か紹介してきた。

 

本来は男性的であるドラマーという職業。

 

体力では男性に劣る女性ドラマー。

 

しかし、女性にしか出せない"しなやかさ"で楽曲に彩りを加えるその存在は、今後もロックリスナーの心を掴んで離さないだろう。

 

ロック文化がこのまま続いていけば、今後ますます女性ドラマーは増え続けるであろう。ひきつづき注目し応援していきたい。

 

個人的にはSATOKOを超える女性ドラマーの出現を心待ちにしている状態だ。

 

気になるドラマーが見つかったらまた追加します。

 

それではまた。

 

 

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