のりオト。

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音楽コラムやCDレビューなど音楽中心の雑記。たまに信長の野望201Xの話題も

【ドラム】美人じゃなくてもいいじゃない 女性ドラマーおすすめ3選

いつの時代も「女性ドラマー」は数多く存在していたが、一般的なイメージとして「ドラムは男が叩くもの」という認識が長い間根付いていた。しかし近年、一般層にも女性ドラマーいう存在が違和感なく溶け込んでいるように思う。いまや「女性がドラムを叩くことは珍しくも何ともない」という共通認識がある。

 

ロックがより身近なものとなり、「ロックが生活の一部」と考える人が激増している昨今。当たり前のように老若男女ロックを聴いているわけで、そうした状況の中で女性の多くに「楽器を始めたい!」という欲求が出てくるのは当然の流れだ。

 

楽器を始める際の、ギター、ベース、ドラムと選択肢がある中で、ドラムを選ぶ比率が楽器演奏人口の増加量に比例して増えていったのが女性ドラマー増加の一因ではないだろうか。

 

 

というわけで今回は、ロックの世界で活躍する "しなやかさ" "力強さ”を 兼ね備えた女性ドラマーを紹介していきたい。世間様に媚びるには「ほな・いこか」とか「宍戸カフカ」とか「川口千里」とか「むらたたむ」ような"美人"で著名な女性ドラマーを紹介するべきだがこのブログらしく比較的知名度の低い人物を選んだ。

 

 

SATOKO(FUZZY CONTROL

知名度の低い人選をしたと言っておきながらいきなり有名人ですみません。

女性ドラマーといえば自分の中ではこの人。というかSATOKOを紹介したくて今回の記事を書いたようなもので個人的には日本一の女性ドラマー。

 

本名:菅沼 知子(すがぬま さとこ)

1982年9月10日生まれ。

 

「手数王」の異名を誇る「菅沼孝三」のご令嬢。

※余談だが、菅沼孝三氏はSIAM SHADE栄喜のヘヴィロックユニット「DETROX」1stアルバム「The End」でのバカテク高速ドラミングがヤバい。何でもかんでも"神"と形容する世相には反吐が出るが、この人は神と呼んでもいいと思う。

muddy

muddy

  • DETROX
  • ロック
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 

SATOKOの話題に戻ろう。

彼女は13歳でドラムを始め、父親の手ほどきを受けながらメキメキとスキルを磨き様々なバンドやセッションに参加し始める。左利きのため、変形セットを操る。

 

2003年から3ピースオルタナティブロックバンド「FUZZY CONTROL」のメンバーとして活動を開始。 同バンドではドラム、コーラス、作詞を担当。

 

FUZZY CONTROLにてレコーディング、ライブ等アーティスト活動の傍ら、ドラムのワークショップを全国各地で展開。

 

DREAMS COME TRUE稲葉浩志、吉川晃司、DAITA花澤香菜スガシカオ、LIFE IS GROOVE、山本彩大黒摩季等、著名アーティストのサポートドラマーとして活躍中。 

 

ドラマーとしてだけでなく、2013年には自身初の書籍「たった、少しの覚悟で冒険するドラゴン」を出版。


たった、少しの覚悟で冒険するドラゴン [ SATOKO ]

 

作家以外では2015年から各地で絵画個展を開催するなど音楽以外でもマルチな才能を発揮している。

 

SATOKOのドラム

偉大な父親を持つSATOKOだが本人のスキルもかなりのモノ。自身のバンドFUZZY CONTROLは様々なジャンルを自分たちのフィルターを通して表現するバンドだが、どの楽曲もそつなくこなしており「手数王」譲りの驚異のドラミングが冴えわたる。時折笑顔を見せ楽しそうにドラムを叩いている姿は最高にクール。

 

全編タイトなドラミングが炸裂↓

FUZZY CONTROL「The way you decide」

 

SATOKO本人の"叩いてみた"動画。こういうの見てるとドラム始めたくなるよね。

「The way you decide 」のドラムを叩いてみた。

 

FUZZY CONTROL ライブダイジェスト

FUZZY CONTROL 最新DVD「10th Anniversary Party ~ ROCKS~」ダイジェスト!

 

 

死ぬほど聴いた名盤


ROCKS [ FUZZY CONTROL ]

 

 

 

小林瞳(浅井健一 & THE INTERCHANGE KILLS)

カナダでロカビリーバンド等の活動していたという日本では全く無名のドラマー。日本でもアンダーグラウンドでバンド活動をしていたようだが詳細は不明。浅井健一のファンなのでたまたま小林瞳の存在を知ることになったが、そうでなければ一生出会わなかったドラマー。

 

ある日ベンジーの元にSHERBETSの仲田憲市から「すごいドラマーがいる」との情報が入る。その情報に興味を持ったベンジーはさっそく小林瞳とセッションを行う。音を合わせてみた結果、理想的なグルーヴに感銘を受けたベンジーがそのまま自分のソロに誘ったというのが小林瞳と浅井健一が同じバンドでプレイする経緯だったようだ。

 

ベンジー自身が「創作意欲を刺激された」と絶賛した小林瞳のドラミングは、基本的にアタック音が強くタイトで正確なリズムを刻みながらもバスドラは余韻を残すことで彼女特有のグルーヴを生み出し楽曲の爆発力に一役買っている。シンバルが細かく使われる傾向が強く、その辺りに女性らしさが感じられた。

 

浅井健一&THE INTERCHANGE KILLS "Messenger Boy"

Beautiful Death

Beautiful Death

  • provided courtesy of iTunes

 

 

 


Messenger Boy

 

 

明日香(ex.Nina)

正直この人の情報はあまりない。単純にMVを観た際のルックスにやられました。プレイがどうこうより完全に見た目。

Nina解散後はサポート等で活動しているようだが2018年現在音楽業界にいるのかは定かではない。元NinaといってもジュディマリYUKIがやっていたNinaではないのであしからず。

情報もないのにウダウダ言っていても仕方がないのでとりあえずMVをご覧ください。

 

[PV]カヴァメタ「ペガサス幻想」

 

 

NinaのMVじゃねーのかよと思った方々申し訳ない。

そうです。みんな大好きアニソン界のレジェンドソング「ペガサス幻想」。私はこのMVで明日香と出会ったのだ。笑顔でドラムを叩く彼女にやられました。どうやら自分は楽しそうに演奏する姿に惹かれるらしい。。。

 

「カヴァメタ」って何者

初代「ペガサス幻想」を担当したハードロックバンド「MAKE-UP」のヴォーカル「NoB」が、「EARTHSHAKER」の「石原慎一郎」とDr.Metal Factoryというユニットを2009年に結成。J-POPの名曲をヘヴィメタル調にカヴァーしたアルバムを作るというコンセプトで活動し、出来上がったアルバムが「カヴァメタ」です。

 

それでそのDr.Metal Factoryにサポートで呼ばれたのがNinaの明日香だったというわけですね。お伝えできる情報はこれで精一杯。申し訳ない。ちなみにMVに登場するベースも明日香同様元NinaのJunkoという女性。

 

カヴァメタは"J-POPの名曲"をカヴァーするという触れ込みだがファンサービスや話題性で「ペガサス幻想」を収録したのかなと。

 

 

ついでにカヴァメタをもう一曲

[PV]カヴァメタ「Jupiter」

 


カヴァメタNow

 

 

女性ドラマーという生き方

ここまで女性ドラマーを紹介してきたが、本来は男性的であるドラマーという職業。体力では男性に劣るかもしれないが、女性にしか出せない"しなやかさ"で楽曲に彩りを加えるその手腕は今後もロックリスナーの心を掴んで離さないだろう。

 

個人的にはSATOKOを超える女性ドラマーの出現を心待ちにしている。益々増え続けるであろう女性ドラマーという生き方に今後も注目し応援していきたい。