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かっこよすぎる最強の天才ベーシスト9選【邦楽ロック】

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かっこよすぎる最強の天才ベーシスト

筆者が個人的に「上手い!」「天才!」と思っている最強邦楽ロックベーシストを紹介していきたい。

 

何を持って「ベースが上手い」かだが、当ブログでは躍動感と存在感があるベーシストということで選ばせてもらった。

 

元バンドマンのくせに陳腐な基準だなと思われたかもしれないが、ベースの知識はほぼ持ち合わせていないので勘弁していただきたい。

 

とにかく個人的な「嗜好」と「感覚」のみで選んでいるので、その点はあらかじめご了承ください。

 

 

かっこいい最強の天才ベーシスト

上田剛士 (うえだ たけし)

生年月日:1968年8月25日 

出身地:神奈川県横浜市

 

THE MAD CAPSULE MARKETS(マッドカプセルマーケッツ)」のベーシスト。

 

現在はソロプロジェクト「AA=(エーエーイコール)」として活動中。

 

上田剛士の魅力は、一音鳴らしただけで彼だと分かる個性的なサウンドと、どんな曲にも強靭なグルーヴを与える卓越したセンスだと思う。

 

テクニック重視のベーシストではないため決して派手さはないけれど、存在感のあるゴリゴリっとしたサウンドは多くのロックファンを虜にしている。

 

【おすすめアルバム】

 

 

日向秀和 (ひなた ひでかず)

生年月日:1976年12月4日 

出身地:東京都町田市

 

バンド仲間、ファンからはひなっちの愛称で親しまれている。

 

あと「町田のヤンキー」と呼ばれていた過去もあり、当時は相当なやんちゃをしていたそうだ。

 

かつては

など邦ロック界最重要バンドでベーシストとして活動。

 

現在はストレイテナーNothing’s Carved In Stoneのベースを担当している。

 

邦ロックになくてはならない凄腕ベーシストに成長したひなっちだが、ロックにハマるまではヒップホップやR&Bを好んで聴いていたそうだ。

 

ひなっちの独特なリズム感はブラックミュージックに由来しているのかもしれない。

 

【おすすめアルバム】

 

 

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岡峰光舟 (おかみね こうしゅう)

生年月日:1979年10月14日 

出身地:広島県福山市

 

THE BACK HORNのベーシストとして活躍中。

 

ちなみに初期メンバーではない。

 

メジャーデビュー直前に脱退した「平林直己」の後任を探していた際、新宿LOFTの店長(当時)から紹介される形で約2年間サポートとして活動。

 

その後、2002年12月から正式メンバーとして加入したという経緯がある。

 

 

岡峰光舟の魅力は何と言っても忙しなく動き回るベースラインだろう。しかもフレーズのほとんどがメロディアスなので、バンドサウンドの中でも一際目立っている。

 

スラップやタッピング奏法、和音弾きなど各種プレイングスキルにも定評がある。

 

【おすすめアルバム】

 

 

TOKIE (ときえ)

生年月日:1965年7月1日 

出身地:東京都

 

1989年の「NORMA JEAN」から始まり、「RIZE」「AJICO」など2021年現在で12バンドに在籍していた過去を持つ。

 

また、安室奈美恵布袋寅泰など有名アーティストのレコーディングやライブサポートも数々こなしている。

 

ポップからラウドロックまで幅広いジャンルに対応できる卓越したスキル、華麗なビジュアルとステージングで各方面から引っ張りだこのベーシストだ。

 

ツーフィンガーからスラップはもちろん、ウッド/アップライト・ベースまで弾けるのがTOKIEの強みだろう。

 

女性ベーシストはありがちな迫力不足も彼女には無縁で、力強くはっきりとしたベースサウンドも特徴。

 

女性ならではのしなやかな指の動きでヘヴィなサウンドから繊細な音までオールマイティにベースを操っている。

 

【おすすめアルバム】

 

 

松井常松 (まつい つねまつ)

生年月日:1960年9月8日 

出身地:群馬県高崎市

 

言わずと知れた伝説のロックバンド「BOØWY」のベーシストとして有名。

 

ちなみに、BOØWY時代は松井恒松と名乗っていたが、1992年頃に常松に改名している。

 

鬼のダウンピッキング、ミスターダウンピッキングと呼ばれる彼のプレイスタイルはまさに職人技。

 

そして、松井のフレーズは極めてシンプル。コードが変化しない限りひたすら同じ音を刻み続ける。

 

ロディアスなベースラインとは正反対の、動きの少ないプレイは素人目には簡単そうに映るだろう。

 

実際フレーズ自体は簡単なのだが、松井常松の凄いところはどれだけ速い曲でもダウンピッキングで弾き切ってしまうという点。

 

 

楽器をやったことがないと感覚がつかめないと思うけど、速い曲を延々ダウンで弾くにはピッキングする方の腕が疲れてリズムに追い付かなくなってくる。

 

彼はそれを直立不動で涼しい顔でやってのける。

 

その姿がストイックで男らしくて最高にカッコいい。

 

分かりやすい上手さではないけれど職人技が光る巧さがあるといった感じ。

 

【おすすめアルバム】

 

 

原昌和 (はら まさかず)

生年月日:1978年10月17日 

出身地:東京都

 

98年にthe band apartを結成して以来不動のメンバーで活動中。

 

元々はヘヴィメタルのカバーバンドとして誕生し、紆余曲折を経て現在の音楽に落ち着いた。

 

原昌和の魅力は、変幻自在に動き回るテクニカルなベースラインとそこから生まれる驚異的なグルーヴ。

 

にもかかわらず、歌や他のパートを一切邪魔せずボトムを支える役割をしっかり担っている所が凄い。

 

ダンサブルで躍動感のあるフレーズを弾きまくる原だが、レコーディング時はほとんどインプロ(即興)で録っているというからこれまた凄い。センスの塊だ。

 

【おすすめアルバム】

 

 

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藤原美咲 (ふじわら みさき)

生年月日:1992年6月28日 

出身地:大阪府

 

2011年に結成された超絶テクニカルロックバンド「そこに鳴る」のベーシストとして活動中。

 

プログレ、マスコア、ジェント他、複雑な音楽性をミックスさせたカオスなサウンドは邦ロックの範疇を超えて一部音楽ファンの間で話題となった。

 

そこに鳴るは鈴木重厚のギタープレイに注目が集まりがちだが、藤原美咲のベーステクニックも聴き逃せないポイントである。

 

元々ギタリストだったが「凛として時雨」のベーシスト「345」に感銘を受けベースを始めたそうだ。

 

 

TOKIE同様、女性でありながら存在感のあるサウンドが持ち味。

 

上記の解説動画を観ていただければわかるが、極めて速いテンポでも正確な運指ができているのでの一音一音しっかり音が鳴っている。

 

また、タッピングやハンマリングなど派手なプレイも堅実にこなす高い技術の持ち主。

 

現在30歳以下の邦ロック女性ベーシストの中では、かなりのポテンシャルを秘めていると思う。

 

【おすすめアルバム】

 

 

ハマオカモト

本名:濵田郁未(はまだ いくみ)

生年月日:1991年3月12日 

出身地:東京都

 

ファンキーなサウンドを信条とする邦ロックバンド「OKAMOTO’S」のベーシストとして活動中。

 

自身のバンド以外では星野源森山直太郎と言った有名アーティストのサポートも務める。

 

プレイはもちろんキャラクター性も相まって現在若者から絶大な支持を得ている。

 

ちなみに、ダウンタウン浜田雅功」の長男。

 

 

中学時代ジャムセッション研究部に入部したことをきっかけにベースを始める。洋邦問わず音楽を聴いて育ったが徐々にブラックミュージックへ傾倒していったそうだ。

 

ハマオカモトは現在(2021年)29歳なのだが、若さを感じさせない安定感のあるプレイやセンスが光るフレーズは他の追随を許さない。

 

2013年にはフェンダー社とエンドースメント契約(日本人ベーシストとしては初)を結んだことからも分かるように業界内でも注目されている。

 

【おすすめアルバム】

 

 

kenken (けんけん)

本名:金子賢輔 (かねこ けんすけ)

生年月日:1985年12月30日 

出身地:東京都世田谷区下北沢

 

ミクスチャーバンド「RIZE」のベーシストの他、数々のバンドに在籍し、有名アーティストのサポートもこなしている。

 

例の事件でDragon Ashのサポートからは外れてしまったが、現在もライブを中心に精力的に活動している。

 

15歳で初ステージを踏み、17歳の頃からアトリエZのプロトタイプを使用している。

 

2007年「ベース・マガジン4月号」の表紙を、過去最年少(当時21歳)で飾り、

  • 「その実力が、若手筆頭と言っても過言でない」
  • 「若き低音のカリスマ」

 と絶賛された。

 

バキバキのスラップや華麗な指弾きテクニックはモダンラウドロックに欠かせない要素となっている。 

 

【おすすめアルバム】

 

 

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かっこいい最強の天才ベーシスト まとめ

ということで、筆者の独断で選んだカッコいいベーシストを紹介してきたがいかがだっただろう。

 

ベースの音はバンドサウンドの中で目立たない存在かもしれないが、あるとないとでは全く曲の印象が変わってしまうほど重要な役割を担っている。これを機にベースサウンドにも耳を傾けてみてほしい。

 

それではまた。

 

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