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YOASOBIに似ているアーティスト/楽曲を【厳選9組】まとめてみた【ヨアソビ】

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紅白歌合戦にも出場し、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの「YOASOBI(ヨアソビ)」。

 

彼女たちの登場で、今後一層ボカロ系のアーティストに注目が集まるだろうし、しばらくはこのムーブメントが続いていくと予想される。

 

ネット発の音楽が本格的に動き出していることを実感すると共に、文化としても興味深いこれら一連の動き。

 

ボカロ系の音楽に限らず、あるアーティストがブレイクすると、追従するかのように類似した才能が生まれる(元々アングラでくすぶっていたパターンも多いけれど)。

 

そこで今回は、YOASOBI好きに刺さりそうな

 

「YOASOBIっぽい」

「YOASOBIに似ている」

 

こんなアーティストをまとめてみたのでぜひ聴いていただきたい(似ているか否かは筆者の感覚なのであしからず)。

 

 

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YOASOBIに似ているアーティスト

THE BINARY(ザ・バイナリー)「ベクターフィッシュ」

「THE BINARY(ザ・バイナリー)」は、midoとあかまるの2人からなる音楽ユニット。

 

昨年の今頃はまだマイナーな存在だった「THE BINARY(ザ・バイナリー)」だが、現在は多少なりとも知名度を上げているので、常にアンテナを張っている方はご存じかもしれない。

 

個人的にサウンドがかなりYOASOBIに似ていると思うのだがいかがだろう。

 

 

尤も、YOASOBIのAyaseが作る曲には、「ボカロ音楽」の様式美を貫いているし、統一感も尋常ではないため、少しでもボカロミュージックを通過したことのあるアーティストなら、大なり小なりYOASOBIに似ていると感じるはず。

 

正直この界隈では歌唱力がそれほど高くない気もするが、癖のあるこの声、筆者は好きなタイプです。

 

おすすめの作品「melon」

 

 

くじら「金木犀 feat.Ado」

先日投稿した「Ado」の記事でも少し触れている「くじら」


まあとにかく「良い曲を書く人だな」という印象が強い。

 

くじら自身は「ボカロP」であり、楽曲を提供する以外に自身で歌唱することもある。

 

一度ボーカロイドでRECしたものを、後に女性アーティストとフィーチャリングして発表することも比較的多い。

 

おすすめの作品「寝れない夜にカーテンをあけて」

 

 

yama(やま)「春を告げる」

歌い手として知名度を上げたソロシンガーの「yama(やま)」

 

「yama」はこのところ様々なメディアで名前が確認できるので、ご存知の方も多いと思う。

 

芯のあるハスキー&セクシーな声で、系統でいえば「Aimer」系ボイスだろうか。

 

個人的にこのタイプのボーカリストはロックバンドで歌ってもらいたい(この系統は意外と少ない)。

 

キレのあるリズミカルな曲から、ジャジーな雰囲気の難易度高めな曲、ポップ全開な曲など、様々なタイプの楽曲を高い表現力で歌いこなす。

 

ちなみに「春を告げる」という曲も、上で紹介した「くじら」が作詞作曲している。

 

おすすめの作品「春を告げる」

 

 

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花譜(かふ)「過去を喰らう」

着実に知名度を上げつつあるバーチャルシンガーの花譜(読み方:かふ)

 

現在16(or17)歳。完全なる次世代アーティストといったところだろう。

 

今回紹介した「過去を喰らう」は、邦ロック好きにも刺さりそうな疾走感のあるサウンドに、儚げながらも芯の強い花譜の歌声が乗る。

 

花譜は歌っているとき声が震えることがある。

 

本人は意識してやっているのか分からないが、それがまるで泣いているかのように聞こえるのだ。

 

この歌唱法は、楽曲をよりエモーショナルな物にすると共に、彼女独自の強烈な個性に繋がっていると思う。

 

おすすめの作品「観測」

 

 

水も雨いも。(すいもあまいも)「始発、爽々列車。」

「水も雨いも。(すいもあまいも)」爽やかな夏をテーマに作曲TOMO、ボーカルMizukami Suiの2名で結成された音楽ユニット。

 

 

動画の再生回数が少なめで、知名度は今後上げていく必要があるものの、一部の音楽好きから注目されている。

 

クオリティの面でも有名アーティストに及ばないと感じる箇所は目立つが、何かのきっかけで火がつけば一気に広まっていきそうな大衆性も同時に感じられる。

 

「始発、爽々列車。」が気に入った方は今後の動向もチェックしてみてほしい。

 

おすすめの作品「始発、爽々列車。」

 

 

ツユ「あの世行きのバスに乗ってさらば。」

「ツユ」は5名からなる音楽ユニット。

 

サウンドや歌声もさることながら「ツユ」の楽曲はその歌詞に注目が集まっている。

 

MVのコメント欄でも、歌詞に言及するリスナーの数が目立つ。

 

自身の経験に重ね合わせたり、楽曲の世界に関連する悩みを語っていたり。

 

つまり「ツユ」の楽曲は、多くのリスナーを引き付ける強い共感性があるのだ。

 

 

筆者は一部アーティストを除いて、楽曲の歌詞などどうでも良いと思っているので、ツユの曲を聴いて共感も反感もしないのだが、ついつい考察したくなる奥深い表現や、現代の若者が共感しやすい時代性を映した言葉の使い方は非常に上手いなと感じる。

 

おすすめの作品「やっぱり雨は降るんだね」

 

 

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三月のパンタシア「ランデヴー」

三月のパンタシアボーカルのみあを中心に、コンポーザー/イラストレーターなど複数のクリエイターが参加したクリエイターユニット。

 

楽曲のシンプルさ加減がツボにはまったため今回選ぶことにした。

 

個人的に「みあ」の歌声がそう感じさせてくれていると思っている。

 

どんなサウンドであれ、曲がスッと耳に入ってくる感覚があるし、声に愛嬌も感じられるため長い間聴いていても全く疲れないどころか、ずっと聴いていたくなる。

 

おすすめの作品「ブルーポップは鳴りやまない」

 

 

DUSTCELL(ダストセル)「CULT」

「DUSTCELL(ダストセル)」は、EMAとMisumiによる2人組音楽ユニット。

 

ボカロPというクリエイターたちは、引き出しの多さが魅力でもあるけれど、DUSTCELLでコンポーザーを務める「Misumi」も元はバリバリのボカロPだった。

 

したがって、「Misumi」も例に漏れず"引き出しの多さ"を武器に多種多様な音楽を生み出しているわけだが、DUSTCELLの個性的なサウンド且つ、楽曲の幅の広さを知ってもらいたくてチョイスした。

 

 

結成時の音楽的なコンセプトは、「美と狂気」だったと語っている「Misumi」。

Misumi:あまり細かく固めてはいないのですが、僕の中で最初に考えていたのは、「美と狂気」みたいなイメージ。とにかく美しい曲を作りたいなと思っていました。

出典:BIG UP!

 

「美しさの中にほとばしる狂気」

 

相反する要素を見事に楽曲で表現している「DUSTCELL」おすすめです。

 

おすすめの作品「SUMMIT」

 

 

空白ごっこ「運命開花」

「空白ごっこは三人組の音楽ユニット。

 

空白ごっこのコンポーザーは、ボーカロイドヒット曲を数多く生み出してきた「koyori」「針原翼」ということで楽曲のクオリティは折り紙つき。

 

他のボカロ系ユニットと比較してバンド感が強く、所謂「ギターロック」的なアプローチが目立つため、ロック好きも違和感なく入っていける音楽性となっている。

 

単純に「バンド」と捉えて聴いても、骨太でカッコいい音を鳴らしていると思う。

 

だが根幹にあるのは、ボーカロイド音楽のそれ。

 

ボカロ曲特有のフックの利いたグッドメロディは、YOASOBIの曲の良さと共通している。

 

個人的に今回紹介しているアーティストの中で一番好きかもしれない。

 

おすすめの作品「A little bit」「運命開花」

 

 

YOASOBIに似ているアーティスト/楽曲 まとめ

ということで、YOASOBIに似ていると感じるアーティストや楽曲をいくつか紹介してきたがいかがだっただろう。

 

一組でもお気に入りのアーティストが見つかっていたら幸いである。

 

2021年もYOASOBIの年になると思うが、今後もその動向を見守っていきたいと思う。

 

それではまた。

 

 

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