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ロットングラフティー 隠れた名曲【厳選13曲】おすすめまとめ【ROTTENGRAFFTY】

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前回ROTTENGRAFFTY(ロットングラフティー)のライブでも定番の人気曲をまとめた記事をアップした。


今回はロットングラフティーのアルバム収録曲やカップリングから厳選した隠れた名曲をいくつかご紹介していこう。

 

 

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ROTTENGRAFFTY(ロットングラフティー)おすすめの隠れた名曲

e for 20/ロットングラフティー

アルバム『CLASSICK』(2004)収録。

 

e for 20もほとんどライブでは演奏されないし、ファンの間で話題に挙がることも少ないが、ロットングラフティー好きを公言するなら絶対押さえてもらいたい珠玉の名曲であり「THE 隠れた名曲」。

 

MVも制作されているし個人的には隠れていると思ってないが…

 

他のブログでも『ロットンのおすすめ曲』という形で頻繁に特集が組まれているけれど、「e for 20」は除外される傾向にある。

 

ライブであまりやらないから仕方ないとはいえ「e for 20も入れてくれよ!」といつも憤っている。

 

サウンドはロットンが得意とする「和」の要素を盛り込み、それでいてほどよく歪んだギターの刻みが心地よい。楽曲全体を通して"歌"を活かすために聴きやすさを徹底したアレンジが秀逸。

 

そして、特筆すべきはの部分。

 

ロットングラフティーの曲の中でも耳馴染みの良さはトップクラスで、Aメロの時点で名曲だということが隠し切れないほど美しい旋律となっている。

 

サブスクでも配信されているのでロットン好きなら必ずチェックしよう。

 

 

Walk/ロットングラフティー

アルバム『Walk』(2013)収録のタイトルトラック。

 

スケールの大きさが魅力のミドルナンバー。

 

パワーバラードのような側面も持ち、楽曲の中でまず"歌"が前面に出ている作風。

 

サウンドや歌詞のメッセージから力強いイメージが先行する楽曲だが、サビのバックで重なるシンセサイザーの音色は柔らかくしなやかな印象をリスナーに与える。

 

 

IMPOSSIBLE IZ NOTHING/ロットングラフティー

アルバム『FAMILIARIZE』(2011)収録。

 

ライブで演奏されることが少なく、NOBUYA(Vo)は収録したかったと語っていたがベストアルバムにも入っていない。

 

一応MVも作成されたが、ブレイク以前だし近年ロットンのファンになった方は知らない場合が多い隠れた名曲。

 

個人的には、サビメロの盛り上がりが若干足りない気もするが、IMPOSSIBLE IZ NOTHINGの聴きどころは歌ではなく完全にサウンド

 

 

ギターリフのX-JAPAN感が凄まじい。

 

イントロ、バッキング、ギターソロと曲の至るとこからそれが強く感じられ、その上でロットングラフティーの音楽として昇華出来ている。

 

 

KAZUOMI(G)はX-JAPANからの影響をインタビュー等で度々公言している。

 

下記で引用したのはその一例。

日本の音楽をロックで変えたバンドに興味を持つようになって、それから。ヴォーカルのノブヤは昔からかなりファンで色々と話を聞きました ~ LAST LIVE あれは本当に素晴らしい。4、5年前にDVDをオークションで買って以来、それから何度も見ました。俺ごときが言うのもなんですが本当に凄い素晴らしいバンドだと思います。

出典:激ロック

KAZUOMIのX-JAPAN愛が感じられ、まさに「弾きまくり」という表現がぴったりな「IMPOSSIBLE IZ NOTHING」ぜひ聴いてもらいたい。

 

 

アウトサイダー/ロットングラフティー

シングル『So…Start』(2016)のカップリング曲。

 

タイトルのアウトサイダー(門外漢)から、ゴリゴリな極悪サウンドを連想してしまうが、ヘヴィなのはメインリフくらいなもので、メロディをはじめとするその他の部分は突き抜けるほどポップなナンバー。

 

特に開放的なサビのメロディはポップを通り越して照れ臭いほど爽やか。

 

 

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Rainy/ロットングラフティー

ミニアルバム『Life Is Beautiful』(2015)、アルバム『PLAY』(2018)収録曲。

 

「レーイニー レーイニー」とリフレインするサビメロは聴けば一発で口ずさめるほどキャッチー。ストレートにドライブするサウンドと共に非常に疾走感のある楽曲。

 

 

Reunion/ロットングラフティー

シングル『世界の終わり』(2014)カップリング曲。

 

メロコアを彷彿とさせる疾走感を持つロットン流パンクナンバー。

 

勢いのあるサウンドに乗るメロディは極めてクサく、完全に"歌謡曲"と言っても過言ではない。

 

ここまでクサいメロディは最早ダサい領域に入っているかもしれないが、ダサカッコいいはロットンの魅力の一つだし素晴らしい旋律なのは間違いない。

 

 

独奏グラフィズム/ロットングラフティー

アルバム『えきさぴこ』(2005)収録。 

 

近年ではそこまでライブでも演奏されない初期の隠れた名曲。

 

リリース当時のインタビューでNAOKI

ロットン始まって以来のヘビィな楽曲で、従来のロットンから更に深化した激情かつGOODメロディ

出典:Rooftop

と語っていたが、15年以上経過した今聴いても十分重いサウンドだし、近年の作品と比較しても劣っているところを探す方が難しいほど完成度の高い曲。

 

 

ごっこ/ロットングラフティー

アルバム『Walk』(2014)収録曲。 

 

ライブでの演奏回数を考えると、完全に隠れた名曲とは言えないけれど、この手の特集ではほとんど名前が挙がらないため今回チョイスした。

 

メロコアの疾走感、レゲエの浮遊感など異なるジャンルの要素を違和感なく融合させたロットンのセンスが光る一曲。

 

 

5-FIVE-/ロットングラフティー

アルバム『FAMILIARIZE』(2011)収録曲。

 

ロットングラフティーが得意とする、勢いと疾走感に満ちたサウンドが楽しめる。複雑なアレンジを減らしたストレートなロックナンバーは理屈抜きにカッコいい。 

 

5-FIVE-は個性的な歌詞にも注目してもらいたい。特にサビは韻を踏んだ言葉遊びが冴えわたっている。

 

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かくれんぼ/ロットングラフティー

アルバム『FAMILIARIZE』(2011)収録曲。

 

Aメロのスカのリズミカルなカッティングが特徴的で自然に体が動き出してしまうはず。 随所で挿入されるスクラッチの導入が古き良きミクスチャーロックを思わせる。

 

 

I Believe/ロットングラフティー

アルバム『FAMILIARIZE』(2011)収録曲。

 

I Believe」は近年のライブでも稀に演奏されることもあるが、ファンが媒体で紹介することは少ないし、何より筆者が大好きな曲なのでチョイスした。

 

サビのメロディとストリングスの音だけを抜き出せば完全にバラードのそれ。

 

だが、それ以外の部分が極めてラウドなため不思議な感覚が味わえる。

 

美しさと激しさが高い次元で共存しているというか、これが本当の意味での「ミクスチャーロック」なんだと思う。力強さも感じるけれど最後は美しい曲だなという感想に落ち着く。

 

 

今夜はブギー・バック nice vocal/ロットングラフティー

シングル『So…Start』(2016)のカップリング曲。

 

小沢健二 featuring スチャダラパー伝説の名曲をロットン流にカバー。

 

原曲の雰囲気に合わせ、従来のロットンらしさがグッと抑えられたファンキーなサウンドが特徴的。

 

ボーカルやラップもカバーならではの表現に挑戦しており、ロットンの新たな側面を知れるという意味でも貴重な一曲。

 

中盤以降で分厚く音の壁を形成するサビのバッキングが個人的に大好きなポイント。ラップからサビに移行する瞬間は何度聴いても鳥肌が立つ。

 

 

その向こうへ feat. ROTTENGRAFFTY

10-FEETのコラボレーション・アルバム『6-feat』(2014)収録曲。 

 

10-FEETのフィーチャリング扱いなのだが、ロットングラフティーの要素が色濃く出ているため今回選出した。

 

原曲と比較するとサウンドにかなり手を加えている箇所があるため聴き比べるのも面白いと思う。

 

 

ROTTENGRAFFTY(ロットングラフティー)おすすめの隠れた名曲 まとめ

ということで、ROTTENGRAFFTY(ロットングラフティー)の隠れた名曲を筆者の独断で紹介してきた。

 

定番の人気曲は除いて、今回紹介していない楽曲はある意味すべて隠れた名曲と言っても過言ではない。

 

ロットングラフティーはどの曲にも同じくらい熱量を感じるし、どの曲にも聴きどころがあって本当に素晴らしいバンドだと思っている。

 

一部サブスクで配信されていない楽曲もあるが、今回紹介したアルバムは勿論、ベストアルバムなんかもサブスクで全曲聴けてしまうので気になる方はチェックしてみてほしい。

 

それではまた。

 

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