のりオト

音楽関連のコラムやCDレビューなど音楽中心の雑記。

のりオト

【常田大希】millennium paradeが売れた理由はリスナーに革命を起こしたから
Ado(アド) 今すぐ聴くべきおすすめ人気曲【7選】
サビから始まる名曲を【23選】まとめてみた

WHITE ASH(ホワイトアッシュ) おすすめ人気曲9選 ~浅井健一も認めた本物のロック~

スポンサーリンク

2017年惜しまれつつも解散してしまった「WHITE ASH」

 

筆者も愛聴していたバンドであり解散は非常に残念だった。

 

「WHITE ASH」は、4thアルバム「SPADE 3」のリリース時、ベンジーこと浅井健一や、Jean-Ken-Johnny(MAN WITH A MISSION)から絶賛されるなど、業界内での評価も軒並み高かった本物のロックバンドだ。

 

現在ではほとんど語られなくなったWHITE ASHであるが、これから聴いてみたいと思っている方へ向け、ファン目線でおすすめ曲を紹介していこうと思う。

 

他サイトと同じ曲を紹介しても仕方ないので、人気曲の中でもド定番はいくつか外しています。

  

スポンサーリンク

 

WHITE ASH おすすめ/人気曲

Hopes Bright / WHITE ASH

3rdアルバム「THE DARK BLACK GROOVE」収録曲。

 

ブラックミュージックからの影響が色濃く出たアルバムで、タイトルが示すように、ダークでブラックでグルーヴィーな楽曲をまとめた作風。

 

「Hopes Bright」はそれが最も端的に表現されていると思う。

 

Arctic Monkeysの模倣だ」なんて揶揄されていた時期もあったが、この曲はWHITE ASHが自分たちのグルーヴを突き詰め昇華させた音楽だ。彼らにしか鳴らせない"らしさ"に溢れている。

 

何より音がカッコいいのだから無粋な言葉はいらないだろう。

 

 

Number Ninety Nine / WHITE ASH

2ndアルバム「Ciao,Fake Kings」収録曲。その後ベストアルバム「LOVE」にも収録された。

 

彼らのサウンドは、一聴すると極めてシンプル。

 

基本的に音数が少なく、あっさりとした印象を受けるかもしれないが、実際は捻りが効いていたりどこかに必ずクセがある。

 

この曲だとメインリフがその役割を果たしていると思うけれど、一度聴いただけで覚えられてしまうほどにキャッチーなのが特徴。

 

WHITE ASHの楽曲は大なり小なりそのフォーマットで作られている。そのため、歌メロの秀逸さと共に、サウンドにもどこか必ず聴きどころを用意してくれている。

 

ちなみに「Number Ninety Nine」は、WHITE ASHの楽曲の中で最も聴いた特にお気に入りの一曲。

 

 

Blaze / WHITE ASH

4thアルバム「SPADE 3」収録曲。

 

コードをかき鳴らしながら歌う。

 

本来なら何でもない事のはずが、のび太がやるとどうしてこんなにカッコよく見えるのだろう。

 

WHITE ASHはのび太(Vo/G)のギャップにも注目が集まった。

 

この見た目で本格的なロックを鳴らしたのだ。誰だって度肝を抜かれる。

 

彼は決して優れた容姿とは言えないが、その歌声と楽曲センスで多くのロックファンを虜にさせ、ロックとは何たるかを提示し続けた唯一無二のロックンローラーだと思う。

 

 

Yellow / WHITE ASH

アルバム未収録曲。現時点(2021年2月)でサブスク配信もされていないため、音源が欲しい場合はダウンロード購入するしかない。 

 

軽快なドラミングで幕を開ける極めてダンサブルなナンバー。

 

WHITE ASHの楽曲では珍しい、意味のある日本語詞になっている。

 

シンプルなメロディで構成されており、その上、Aメロとサビだけというミニマルな展開だが、共に恐ろしいほどのキャッチーさを誇り、最早曲全体がサビと言ってもいい完成度。

 

 

スポンサーリンク

 

Stealth / WHITE ASH

ベストアルバム「LOVE」のみに収録。

 

緊張感を煽るイントロから、テンションを抑えたAメロを挿み、キレのあるメロディを畳み込んでくるサビ。

 

非常にクールなミドルナンバーで、複雑なドラミングをはじめ極上のバンドアンサンブルが楽しめる。

 

 

Just Give Me The Rock 'N' Roll Music / WHITE ASH

3rdアルバム「THE DARK BLACK GROOVE 」収録曲。

 

この曲はサビメロが驚異的な中毒性を持っている。

 

ひたすら

「just give me the rock'n'roll music」

と歌っているだけだが、とにかく歌詞とメロディの親和性が高い。

 

一度聴いたらメロディが頭から離れないし、いつまでも聴いていたくなるトリップ感も味わえる。

 

 

New Wave Surf Rider / WHITE ASH

2ndシングル「Kiddie」カップリング曲。その後ベストアルバム「LOVE」にも収録された。

 

歌メロをなぞるように展開していく、シンプルながらも印象的なギターの単音フレーズ。

 

タイトな演奏に呼応するようなのび太のボーカルもキレがありカッコいい。

 

 

Spade Three / WHITE ASH

4thアルバム「SPADE 3」収録曲。

 

曲の長さが1:58ということで、WHITE ASHの楽曲の中でも比較的短い。

 

メインリフでぐいぐい引っ張っていくタイプの楽曲で、歌よりもサウンドが印象に残る。

 

淡々と進行するメロディのおかげで分かりやすい派手さはないが、上述したリフのインパクトが強いため、それだけで楽曲としては成立している。

 

 

Gamble / WHITE ASH

4thアルバム「SPADE 3」収録曲。

 

個人的には隠れた名曲だと思う。

 

ソリッドなイントロのリフワークも聴きどころだが、筆者がおすすめしたいのはサビでのボーカルの特異さ。

 

歌詞を見ながら聴いていても、どうやって歌っているのか未だ解明できない。

 

言葉を無理やり詰め込んだかのような強引な歌いまわしは、他では味わえない独特の味がある。

 

 

スポンサーリンク

 

WHITE ASH おすすめ/人気曲 まとめ

ということで、WHITE ASHのおすすめ曲を筆者の独断で紹介してきた。

 

彼らは解散してしまったが、数々の名曲が色褪せることはない。

 

時代に媚びることなく、自分たちの音楽を追及し続けたWHITE ASH。

 

その姿は筆者の中でいまも輝き続けている。

 

それではまた。

 

 

こんな記事も書いています


Hatena

Feedly