バンド名の決め方 絶対失敗しない6つのポイント!
バンド名を決める。
これはバンドにとって一大イベントである。
バンド名は文字通りバンドを表す名前であると共に
その後のイメージにも大きく関わってくる。
私は過去に複数のバンドに参加していたが、個人的には曲がカッコよければバンド名はどうでもいいと思っていた人間なので、そこまでバンド名に執着してはいなかったが、過去の経験からいくらかアドバイスはできると思う。
この記事でバンド名の付け方に悩むあなたのお役に立てれば幸いである。
バンド名の決め方とポイント
好きな作品名から引用する
これは海外のバンドでよく見るパターンではある。
- 好きなバンドの曲名
- 好きな映画のセリフ
- 好きな小説の一節
こんな感じで自分たちの好きな作品から名前を引用するという手法。
商標権の問題があるので、プロでバリバリやっていくつもりなら、そのまま使うのは無理である。仮に商標登録されていなければ使っても問題ないかもしれないが、後々面倒なことになっても困るのでなるべくそのまま使わず、あくまでイメージを拝借する程度にとどめておいた方が良い。
まぁ地元のライブハウスで細々と活動するようなレベルならそのまま使っても問題ないかもしれないが。。。
ちなみに私は好きな小説のタイトルをそのままバンド名にしていたことがある。
音楽性を表したバンド名にする
「名は体を表す」というヤツである。
昨今の邦楽ロックのバンドはその辺りが滅茶苦茶な気もするので、正直意識しなくてもいいかもしれないが、同じような音楽性のライバルが存在したら"それっぽい"バンド名にした方が有利になるのは間違いない。
たとえば綺麗な日本語をメインにした楽曲をやっていきたいのにグロいデスメタルのようなバンド名では客は引いてしまうだろう。
差別化のためにあえてギャップを狙うというのも戦略としてはアリな気もするが、常識的に考えた方が無難ではある。
覚えやすいバンド名にする
当たり前に思うかもしれないが、これが意外と出来ていないバンドは多い。
たとえば、YouTubeの関連動画に表示されたまったく知らないバンドが超好みだったとしよう。その時たまたまログインしていなくて閲覧履歴が残らなかった場合、もしも複雑怪奇なバンド名だったら、その後調べようにも困難になってしまう。
そうならないためにも「なんて名前だっけ?」と思われないような、記憶にスッと残るようなシンプルな名前にするべきである。
検索結果の上位に表示されやすいバンド名にする
仮にシンプルで覚えやすいバンド名だったとしても、それがあまりにもありふれた単語では、すでに上位表示されたページが存在するため検索結果のトップに表示されなくなってしまう。
そうすると、せっかくバンド名で検索してもらえても即座に適切な情報を与えることが出来なくなる恐れがある。
リスナーは暇な人ばかりではないし、それ以前に現代人は情報過多な世界で生きている。
検索に時間のかかるようなバンドは見限られてしまってもおかしくない。
バンド名は英語でも日本語でもいい
これも悩んでいる人が多いらしいが、覚えやすければどちらでも構わない。
最近は頓珍漢な日本語バンド名も増えているので、日本語というだけで差別化するのは難しいだろうし。
英語のバンド名は検索する際に不利にならないか心配な人もいるだろう。実際はそこまで影響はないと思う。
たとえば、英語のバンド名を検索する際にカタカナで入力しても大抵は表示されるからである。心配なら無料で作成できるホームページでも作って、どこかのページにバンドの名のルビを振っておけばGoogle先生はカタカナでも認識してくれるはず。
ただ、例外もある。
あなたがもし海外での活動も視野に入れているなら、周りは英語表記のバンドで溢れかえっているので日本語を使ったバンド名は圧倒的な差別化になる。
バンド名は略せるようにする
最近の日本人はなんでもかんでも略したがるので、もう初めから略されることを前提にバンド名を考えた方がいい。
ちなみに「HIGH and MIGHTY COLOR(ハイ・アンド・マイティ・カラー)」というバンドは、「ハイカラ」という略称を先に決めてから正式名を決めるという逆転の発想で名付けたらしい。この決め方は面白いので参考になるかも。
「くるり」「スピッツ」のような元々短いバンド名は略しようがないのでもうどうしようもないが、たとえば単語を繋げたようなバンド名の場合は略される前提で一度考えてみよう。
バンド名の決め方とポイント まとめ
つらつらと挙げてみたがいかがだっただろう。
では最後にもう一度まとめてみよう。
- 好きな作品名から引用する
- 音楽性を表したバンド名にする
- 覚えやすいバンド名にする
- 検索結果の上位に表示されやすいバンド名にする
- バンド名は英語でも日本語でもいい
- バンド名は略せるようにする
少しでも参考になっていれば幸いである。
バンド名が大切なのは間違いないが、適当に付けた名前であっても売れるバンドは売れるので、自分のセンスを信じて直感で付けるのもアリかもね。
それではまた。
こんな記事も書いています