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【知らなきゃヤバい】ギター教室で習っただけでは上手くならない理由

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ギター教室

ギターは、ある日突然すべてのフレーズが弾けるようになるわけではない。

 

たとえば、教則本などで自己流ながら猛練習し、ある程度満足のいくプレイスキルを会得したとしよう。この段階では「そこそこ上手くなった」と感じるかもしれないが、どうしても弾けないフレーズというのが出てくる。

 

そんな壁にぶち当たったとき、ギター講師から直接レッスンを受け上達をはかろうと考える人も少なくない。

 

上記のケース以外では、単純に完全なギター初心者が、一からギターの何たるかを学ぶため、レッスンを受けたいと思う場合もあるだろう。

 

今回は、ギターレッスンにまつわる以下のような方に向けた記事である。

・今後ギターレッスンを受けたいと思っている方

・ギター教室に通っており、レッスンを受けているにもかかわらず、なかなか上達しないと考えている方

 

 

なぜギターのレッスンを受けたいのか理由を明確にする

ギター教室

ターレッスンを受けようと思った理由を、はっきりと言えるようにしておこう。

 

まずレッスン教室では、初回の授業で「どうしてレッスンを受けようと思ったのですか?」といった内容で質問がされると思う。

 

なぜこんなことを訊くのかというと、ギター講師が、生徒が身に付けたいスキルに応じて教え方を最適化してくれるからだ。その結果、スキル習得までの期間が早まり、生徒一人ひとりの満足度が高まる。つまり、そのギター教室の評判が上がるということ。

 

したがって、ギターを習う理由を明確にすることは、双方にメリットのある考え方なのだ。

 

多くの人間は、ただ何となく「ギターが弾けるようになりたい」と考えてしまう。だが、その考え方では、上手くなるまでに時間が掛かってしまうということだ。

 

それは自己流で練習する時も同じ。

 

だからこそ、「アルペジオが上手くなりたい」「16分の刻みを完璧に弾いてみたい」といったような、具体的な理由をもって練習に臨んだ方がいいのだ。

 

 

ギターに限らずだが、より明確なゴールを描いた方が、そこへ到達するための努力も明確になる

 

つまり、今の自分に足りない物がはっきり見えてくるため、どの練習方法が最適なのかイメージしやすくなる。

 

この練習方法のイメージは、突然、空から降ってくるわけではない。自分の頭でどんな練習をするのが最適か考えなければならない。

 

レッスンを受けていない方は、ここで考えた練習方法を使って、まずは自己流でもいいからチャレンジしてみよう。

 

 

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ギターは頭を使う楽器

ギター教室

ギターに限った話ではなく、最短距離で何かを会得したい場合、頭を使って試行錯誤した方が効率よくスキルを得ることが出来る。

 

逆にいえば、常に頭を使って練習するギタリストは上達が他人より早いはずだ。

 

この場合の「頭を使う」というのは、先ほどの項目でも話した、いまの自分に最適な練習方法のこと。

 

ギターが上手くなるには、いわゆる「コツ」というものが存在する。

 

最適な練習方法とは、その「コツ」を効率よく導き出すための手段だ

 

コツを頭の中で数式化し「方程式」のような感覚で正解に近づけていく。

 

 

少し難しいかもしれないが、「この部分をこう弾けばこうなる」という「数式」をいくつも組み合わせて「方程式」にする感じだろうか。

 

 

ギター教室というのは、生徒一人ひとりに合わせ、上述した「方程式」を情報として提供しているに過ぎない。

 

だが、レッスンで提供される「方程式」は、生徒が自分の頭で考えた「数式」の集合体ではないので、ただ闇雲に、その方程式を解こうとしても、時間が掛かってしまう。

 

 

したがって、ギター教室で「○○という練習をしましょう」と言われたら、

・「なぜこの練習が必要か」

・「この練習を効率よくこなすにはどうすればいいのか」

といった部分を、自分の頭でしっかり考えながらギターを弾くことが大切である。

 

 

自分に合ったギター講師を探そう

ギター教室

近年、映像配信やSNSなどの影響で、素人より少しだけ上手い程度の人間でも、ギター講師としてある程度活躍できる時代になった。

 

それは何を意味するのかというと、一昔前に比べ、減少傾向にあるギター人口に対し、ギター講師の数だけ増えているということ

 

はっきり言えば、「有象無象」のギター講師が存在するということだ。

 

ギターを習うといっても、結局は人間同士のコミュニケーションでもあるため、最終的には講師の人間性も重要視しなければいけない。

 

だが、まず第一に着目する点は、「ギターの腕がどれほどの物か」という部分で間違いない。

 

ギターを全く触ったことのない、完全な初心者の方は特に注意して講師を選んでもらいたい。選ぶ際に注意する事として、講師のプロフィール欄を見てみよう。そこに「初心者向け」といった記載がされている場合は、警戒するべき。初心者レベルの生徒でなければ、教えられない場合があるからだ。そうなると、講師としての経験も浅い場合が多いし、教え方が杜撰であることも考えられる。もちろん一概には言えないけれど、注意して見ることをおすすめします。

 

 

ギター教室に通うことがゴールではない

ギター教室
レッスンを受けることで満足してしまい、一向に上達しないタイプの人間がいる。

 

ギター教室に通っているというだけで、練習の中身はどうであれ「ギターを練習している」と錯覚してしまうからだ。自分は猛練習しているつもりでも、ピントのずれた練習では、効率的に上達することは難しい。

 

有名な予備校に通えば、大学に合格できると勘違いしている人間と同じで、教える側の質も重要視するべきだけれど、何より学ぶ方の心構えが大切になってくる。

 

上述してきたように、常に考えながらギターを弾かなければ満足のいく上達は望めないだろう。

 

 

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ギター教室は上手くなるためのヒントに溢れている

ギター教室

あなたは、ギター教室がどういった形で授業を行っているかご存じだろうか。

 

ただ黙々と、ストイックにギターを弾いているという事はほとんどなく、大抵は講師の方と会話をしながら、常にコミュニケーションを取りながら、ギターを弾くことになる。

 

 

つまり、目の前には、様々なスキルを盗める対象がいるということだ。これを利用しない手はない。会話の最中では、講師の「ギター哲学」や「練習に対する考え方」が垣間見える。そういった、講師の「考える」というスキルをぜひ盗んでほしい。そこで得た考え方を、自主練習の際に取り入れれば、上達へのスピードが早まるはず。ギター教室に通うという事は、プレイ以外の有益な情報も得ることができるのだ。

 

 

人間同士であることを忘れないこと

ギター教室

講師といえども「人間」である。

 

機械的にギターを教える人ばかりではない。

 

習いたての頃に比べ、レッスン内容の方向性が変わってくることもある。それは講師の趣味嗜好が関係してくる。あなたに好きなジャンルがあるように、講師にも好きなジャンルはある。生徒に教える際、そうした嗜好が表に出てくるタイプの講師がいるのだ。

 

当然、悪気があってやっているのではないが、教えられる側からすれば、「そうじゃないんだよな」と感じることもあるだろう。そんな時は遠慮せず、「○○について教えてほしい」とはっきり意思表示した方がいい。その方がお互いのためになる。

 

 

ギター教室は商売である

ギター教室

ギター講師は「サービス業」に分類される職業だ。したがって「ギター教室」もサービス業ということになる。

 

つまり、ギターを教えることで生計を立てているという事。

 

「講師と生徒」という関係性であったとしても、世の中に無数に存在する職業と何ら変わりはない。つまり生徒であるあなたは、ギター教室からみれば、大切で愛おしい「飯のタネ」なのだ。できればいつまでも、自分の教室で生徒でいてほしいと願っているはず。

 

このことから、あらゆる手を使って生徒をやめさせない講師がいることも、念頭におかなければならない。とはいえ、生徒はいわば「客」だ。当たり前だが、自由にやめる権利はある。「なんかこの人怪しいかも…」と感じたら、別の講師を探すべきである。

 

 

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上手くなるには考えながらギターを弾くこと

ギター教室

繰り返し伝えてきたけれど、最終的には常に頭で考えながらギターを弾くことが上達への近道である。

 

近年では、YouTubeでも教則的な動画が数多く存在する。それらは有益な物に間違いないが、動画を観て何となくギター弾いていたのでは、なかなか上達しないものだ。動画や書籍で得た知識を元に、自分なりの方程式を確立させ、それを元に練習をしてほしい。

 

現在活躍中の、超絶テクニックを誇るプロギタリストも、みんなそうやって腕を磨いてきたのだと思う。

 

方程式を構築するために、ギター教室というのが有益なのも間違いない。ただし、自分ひとりで完結できることでもあるので、その辺りはよく考えて、本当に今の自分に必要なのか今一度熟考してみてほしい。

 

それではまた。

 

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