ELLEGARDEN ガチファンおすすめの人気曲【15選】代表曲/隠れた名曲【エルレガーデン】
ELLEGARDEN(エルレガーデン)初心者向けのおすすめ人気曲を15曲紹介していこうい。
ELLEGARDENのジャンル
彼らのメロディアスかつスリリングな楽曲は以下のジャンルで構成されている。
ポップ・パンク
エモ
上記を知っていれば他のエルレ初心者に差が付くので覚えておこう。
次の項目からはバンド名の由来なども語っているが、エルレガーデンのおすすめ人気曲だけ知りたい方は、目次から「ELLEGARDEN(エルレガーデン) 人気のおすすめ曲」をお選び下さい。
- ELLEGARDENのジャンル
- ELLEGARDEN バンド名の由来は?
- エルレガーデンの人気の理由とは?
- ELLEGARDEN(エルレガーデン) 人気のおすすめ曲
- ELLEGARDEN「風の日」
- ELLEGARDEN「ジターバグ」
- ELLEGARDEN「モンスター」
- ELLEGARDEN「虹」
- ELLEGARDEN「Red Hot」
- ELLEGARDEN「Missing」
- ELLEGARDEN「Supernova」
- ELLEGARDEN「バタフライ」
- ELLEGARDEN「スターフィッシュ」
- ELLEGARDEN「Fire Cracker」
- ELLEGARDEN「Gunpowder Valentine」
- ELLEGARDEN「Alternative Plans」
- ELLEGARDEN「高架線」
- ELLEGARDEN「Space Sonic」
- ELLEGARDEN「Salamander」
- ELLEGARDEN(エルレガーデン) おすすめ人気曲 まとめ
ELLEGARDEN バンド名の由来は?
ドラムの高橋宏貴が、どこにもない個性的なバンド名にしたいと考え、昭文社発行の「漢字用語辞典・外来語辞典」から、ふさわしい言葉を探したようだ。
最終的に、
知的な響きということで「ELLE」
馬鹿馬鹿しさを感じたという「GARDEN」
これらを組み合わせて「ELLEGARDEN」になった。
エルレガーデンの人気の理由とは?
邦ロックファンのみならずロックリスナー全般から絶大な支持を得るELLEGARDEN。
彼らの人気は楽曲のクオリティが高さが大きな要因だ。
ノリの良いサウンド、卓越したメロディセンス、細美武士の共感できる歌詞。
楽曲の良さとならび、細美武士のカリスマ性も人気の一因ではないだろうか。
圧倒的な存在感やバンドマン然としたカッコいい生き様は多くのリスナーからリスペクトされている。
音楽とファンに対し真摯に向き合い、絶対に嘘をつかない。
細美武士なら音楽の力で世界を変えられる。そんな風に思わせてくれる力強さがある。
ELLEGARDEN(エルレガーデン) 人気のおすすめ曲
ではここから収録されたCDと共におすすめ曲を紹介していこう
ELLEGARDEN「風の日」
収録アルバム:DON'T TRUST ANYONE BUT US
1stアルバムに収録された楽曲で、古い曲ではあるが現在も根強い人気を誇っている。
辛い時に聴くと勇気をもらえる極上の応援ソング。ライブでは泣きながら歌っているファンが多数。
「風の日」には細美武士に関するちょっとしたエピソードがある。
歌詞制作の締め切りが迫り、明日で書き上げなければボーカル収録が間に合わないといった状況の中、細美武士が当時飼っていた大切なハムスターが亡くなってしまった。
細美は普段めったなことで泣かないらしいのだが、その時は声を上げて泣いたという。
そして、目をパンパンに腫らしてスタジオに向かい「こんな日に歌詞なんか書けるか、ボケ!」と思いながらノートに殴り書きしたのが風の日の歌詞なのだ。
彼にとっては思い入れの強い歌詞だという事が分かる。
「風の日」を聴いたファンから「勇気をもらえた」という感想を聞くと、「そのハムスターに報告できるなあ」という気持ちになるらしい。
あなたも細美の飼っていたハムスターのことを考えながらぜひもう一度聴いてみてほしい。
ELLEGARDEN「ジターバグ」
収録アルバム:BRING YOUR BOARD!!
エルレガーデンの日本語詞ナンバーワンの呼び声も高い名曲。
ファンから圧倒的な支持が得る歌詞は本当に心に響く内容だ。
現在進行形でジターバグの歌詞に助けられているファンは数え切れないと思う。
遠回りする度に見えてきたこともあって
早く着くことが全てと僕には思えなかった
間違ったことがいつか君を救うから
数え切れないほど無くしてまた拾い集めりゃいいさ
時代や年代関係なく刺さる普遍的な人生哲学ではないだろうか。
ELLEGARDEN「モンスター」
収録アルバム:RIOT ON THE GRILL
抜群の疾走感でドライブするサウンドが心地良いスピードナンバー。
サウンドの勢いと対照的に歌詞は結構深いことを言っている。
いろいろな解釈が出来るので、タイトルの「モンスター」が意味しているものが何なのか筆者はまだ分かっていない。だが、そんな小難しい事を考えなくても歌詞のフレーズ一つひとつは直接胸に響くものばかりだ。
エルレのおすすめ曲を選ぶ際には外されることもある楽曲だが、知らずに通り過ぎるにはもったいなさ過ぎる名曲。
ELLEGARDEN「虹」
収録アルバム:RIOT ON THE GRILL
「虹」にもちょっとしたエピソードがある。
この曲の歌詞は、細美武士が後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)ホリエアツシ(ストレイテナー)と共に、『NANAIRO-ELECTRIC TOUR (2004年8月)』の公演終了後に見た虹を元に作られている。
その中で印象的な歌詞を引用したい
積み重ねた 思い出とか音を立てて崩れたって
僕らはまた 今日を記憶に変えていける
上記のエピソードを思い浮かべながらこの歌詞を噛みしめると、また違った景色が見えてくるだろう。
ELLEGARDEN「Red Hot」
収録アルバム:RIOT ON THE GRILL
静かな立ち上がりから一変、パンキッシュに爆走するファンからの人気も高い代表曲。
強風が吹き荒れるMVも話題となり、この曲からエルレガーデンを知ったというリスナーも多かったようだ。
ELLEGARDEN「Missing」
収録アルバム:RIOT ON THE GRILL
エルレガーデンのエモーショナルな魅力が爆発したミディアムロックナンバー。
一度聴いただけで口ずさめるほどキャッチー過ぎる歌メロが特徴。
Missingの歌詞は冗談抜きで泣ける。ぜひ歌詞を噛みしめて聴いてほしい。
ELLEGARDEN「Supernova」
収録アルバム:Pepperoni Quattro
エルレガーデンのファンのほとんどが好きだと言っても過言ではない名曲。
10年ぶりの復帰ライブでも最初に歌うと宣言したメンバーにとっても大切な曲。
英詞と疾走感のあるサウンドのおかげか、一聴するだけでは歌詞のメッセージが伝わりづらいが、報われない恋を星の爆発に例えた、いわゆる失恋ソング。
ELLEGARDEN「バタフライ」
収録アルバム:Pepperoni Quattro
イントロのヘヴィなリフやサビ前に挿入されるシャウトなど、エルレガーデンのハードな側面が強調されたコアなナンバー。
サウンドは全体的にハードだがエルレの良さであるエモーショナルな部分は減退していないのでスクリーモのような雰囲気も感じられる。「バタフライ」も隠れた名曲だ。
ELLEGARDEN「スターフィッシュ」
収録アルバム:Pepperoni Quattro
エルレガーデンのレパートリーの中でも三本の指に入る名曲中の名曲。
エルレガーデンを知らなくても「スターフィッシュ」は知っているというくらい知名度もあるので、初心者の方は絶対におさえておこう。
直接的な表現でストレートにメッセージをぶつけてくる歌詞は誰の心にも響くはず。
ELLEGARDEN「Fire Cracker」
収録アルバム:ELEVEN FIRE CRACKERS
アルバム『ELEVEN FIRE CRACKERS』の(SEを除く)オープニングを飾るハードなナンバー。
それまでのパンク然としたイメージから脱却したオルタナティブなエルレガーデンが味わえる。
ギターの生形真一は元々高いスキルを持つギタリストだが、このアルバムから繊細なプレイにさらに磨きが掛かっている。
ちなみに彼らの作品の中で一番好き。
ELLEGARDEN「Gunpowder Valentine」
収録アルバム:ELEVEN FIRE CRACKERS
タイトルを直訳すると「火薬のバレンタイン」。意味が分からない。
和訳を全文読んでみてもやはり意味が分からなかった。
だがそんなことどうでも良くなるくらい、カッコいいメロディックハードコアなナンバー。
スターフィッシュのような曲もあれば、こうしたハードな楽曲もサラッとこなせてしまう振れ幅の大きさもエルレガーデンの魅力。
ELLEGARDEN「Alternative Plans」
収録アルバム:ELEVEN FIRE CRACKERS
ボカールとギターのみというモノクロームな雰囲気で幕を開け、軽快なロックサウンドへ移行する瞬間がたまらなくかっこいい。
どうしようもない閉塞感を綺麗なメロディに乗せて歌うことで歌詞の重さを感じさせない仕掛けが施されている。エルレガーデンはこの手法が特徴的だが「Alternative Plans」はそれが顕著である。
ELLEGARDEN「高架線」
収録アルバム:ELEVEN FIRE CRACKERS
新旧ファンどちらからも人気の高いミディアムナンバー。
全編アニメーションのMVが大きな特徴。簡素なキャラクターがエモーショナルなメロディと相まって不思議と感動できてしまう。
素敵なMVになっているのでお時間のある方はぜひ最後までご覧になってください。
ELLEGARDEN「Space Sonic」
収録アルバム:ELEVEN FIRE CRACKERS
ファンから絶大な支持を集めるエルレガーデン屈指のキラーチューン。
メンバー全員が女装して演奏しているMVが話題になった。
そのイメージから、フザけた曲かと思えば楽曲的には至って大真面目である。
上で紹介した「Red Hot」同様に「Space Sonic」でエルレガーデンを知ったというリスナーも多かった。元々人気があった彼らだが、この曲でさらに次のステージへ上がった印象がある。
曲を聴けば色々解説するのが野暮になるくらいカッコいいというのは理解してもらえると思うが、非の打ち所がないとは、まさにこういう曲のことを言う。
100点満点中1000点。
一気にスパークする印象的なサビのメロディが最大の特徴だが、それを活かすための緩急をつけた緻密なアレンジが見事。
ELLEGARDEN「Salamander」
収録アルバム:ELEVEN FIRE CRACKERS
エルレガーデンの全楽曲の中で筆者が最も好きな曲である。
もう何回聴いたか分からない。
とはいえ、一般的には地味な楽曲だと認識されているようで各種レビューでも賛否両論だった。
その理由は分かりにくいところだと思う。
「Salamander」はシングルとしてもリリースされていたが、はっきり言ってシングル向きの曲ではない。
サウンドはマニアックだし一聴しただけではメロディも比較的地味に感じる。
いわゆる「スルメ曲」なので良さが伝わるまで時間がかかるタイプなのだ。
スロー映像が特徴的なMVだが、これを観た欧米をはじめとする外国人が「これが日本のバンド!?」と驚き、同時に称賛していた。
エルレガーデンは、邦楽的ないわゆる「J-POP」的アプローチと、「洋楽的」なアプローチが出来るバンドだが、Salamanderは完全に洋楽的。
Aメロからいきなりサビに移る展開などはまさにその典型。
だからこそ外国のロック好きにもすんなり受け入れられたのだと思う。
この曲が収録された「ELEVEN FIRE CRACKERS」というアルバムは、既述したようにオルタナティブロックの要素が強めだが「Salamander」もその例にもれずオルタナ全開のロックナンバーである。
イントロのミュートしたフレーズからオルタナティブなリフに移行する展開は鳥肌もののカッコいいアレンジ。
最後のサビの頭で一瞬クリーントーンになるが、それまで緊張感のあるサウンドが続いていた反動で一服の清涼剤となり、クライマックスを盛り上げる最高の演出になっている。
ELLEGARDEN(エルレガーデン) おすすめ人気曲 まとめ
ということで、ELLEGARDENの人気曲をまとめてきたがいかがだっただろう。
今回人気がありそうな曲の中から筆者が厳選して15曲選んだけれど、冗談でも何でもなくエルレガーデンは全曲おすすめ。
捨て曲のなさは邦ロック界随一だと思うし、どのアルバムを聴いても聴きどころは必ず存在する。
初心者向けということを意識していたので、比較的有名な曲ばかりになってしまったが、外せない良曲も多いということを覚えておいてほしい。
せっかくエルレガーデンに興味を持ったのだから、いつかは全曲聴いてもらいたいし、飽きずに聴き続けてほしいと願っている。
それではまた。
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