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【ワンオク嫌いに捧ぐ】ここがヘンだよONE OK ROCKアンチ

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ONE OK ROCK(ワンオクロック)。

 

いまや世界を股にかけて活躍するモンスターバンドに成長した彼らだが、異常なほどアンチの数が存在しているのをご存じだろうか。

 

アンチの数は人気に比例するのが世の常である。

ONE OK ROCKもそれは例外ではない。

 

そういった意味では、ワンオクにたくさんのアンチが存在することも多少納得できる。しかし、なぜここまでワンオクが嫌われているのか理解できない。

 

 

最初に断っておくと、筆者はワンオクのことが好きでも嫌いでもない

 

アルバム「35xxxv」までは欠かさず聴いていたが、音源はすべて知人に借りた物である。個人的には「残響リファレンス」が歴代一位のアルバムだと思っている。

 

 

 

ここがヘンだよONE OK ROCKアンチ

ONE OK ROCKのアンチはワンオクファンが嫌い

ネット上にはワンオクアンチのブログが数多く存在している。某掲示板を含めれば、ワンオクに対する誹謗中傷など星の数ほど出てくるだろう。

 

そういったアンチコメントの中で目に付くのが

 

ファンのマナーが悪いというもの。

 

よくある「OORer(ワンオクロッカー)が嫌い」という意見だ。

 

 

たしかにOORerのライブでの振る舞いやSNS上での態度は最悪である。

 

とはいえ、多感な時期にロックにハマったお子様など所詮あんなものだ(私もそうだった。きっとあなたもそうだったはず)。

 

それに、ハードコアやパンクのライブもベクトルは違えどファンの態度はたいがい酷いもんだ。

  

洋楽厨と同じような気もする。「洋楽聴いてる俺かっけー」じゃないけど「ワンオク聴いてる俺ヤバいよね」っていう。だから調子に乗っちゃう。

 

ONE OK ROCK」というものすごい人気のバンドがいて、そのバンドのファンである自分自身も、ワンオクと同じように大きな存在だと勘違いしているというか。

 

 

単純にファンの数が多すぎるのもやはり問題だと思う。

 

いつの時代もキッズという生き物は無駄に連帯感が強かったりする。数が多くて群れていれば気持ちが大きくなってしまうのは当然だ。

 

そういった要因が重なり「ワンオクの威を借るOORer」になってしまうのだろう。

 

 

アンチがOORerにイラつく気持ちも十分理解できる。

 

音楽的に無知で、阿呆なリスナーは見ていて腹が立つ。それは音楽を愛しているなら当然の反応だ。でもファンが阿保だからといって、ONE OK ROCKの音楽性や存在まで否定するというのは間違っているのではないだろうか。

 

 

それに、SNSでのマナーという話であれば、アンチも同じようなものだ。

 

阿呆なOORerを晒しあげてアンチが総動員で叩くという、やっていることは違えど頭のデキはファンもアンチもそこまで変わらない。

 

いずれにせよ見ていて気持ちのいいものではない。

 

 

ワンオクが売れ過ぎているから、相対的に阿呆なファンの数も増えるわけで、結局どのバンドにもああいう輩は一定数存在している。

 

加えて、昨今はネットのせいで余計に民度の低いファンが目立つ。

 

若者の本質というものはそこまで変わらないし、OORerが特に阿呆ということもないのだ。それにいちいち目くじらを立てても仕方がないと思う。

 

 

 

ONE OK ROCKの音楽性をディスる

ワンオクの音楽性もよくアンチの槍玉に挙げられている。

 

洋楽の焼き直しではないのか?

早い話がパクってんじゃねーの?ってやつだ。

 

Yahoo知恵袋でもワンオクのパクリ問題に言及した質問が数多く投稿されている。

 

 

結論から言えばあんなものは完全にパクッているだろう。

現在も存在するか不明だが、Youtubeでは検証動画もアップされていた。

 

 

共感されようとは思わないが、個人的に、ある程度パクッていようがカッコよければそれでいいと思っている。ワンオクの場合はパクリといってもフレーズを丸々パクッているといった悪質なパターンではない。あくまでインスパイアされたというレベルだ。

 

それにパクリだなんだと、いちいち目くじらを立てていたら、既聴感ありありな「メタル」というジャンルは聴いていられない。

 

 

かのB`zでも同じくパクリ論争が長らく繰り広げられているが、あれとほとんど構図は同じだろう。アンチの心情はよく理解できる。「パクってるくせに売れやがって!」という僻みが大部分ではないだろうか。

 

 

私としては、「パクリ」というか、フレーズを多少拝借している部分も含めて「音楽」として楽しんでいるため、ギリギリのラインならば多少は目をつむる。仮にパクってる元ネタがあるのならオリジナルの楽曲も知れて一石二鳥だ。

 

いずれにせよ、ONE OK ROCKを洋楽のパクリとするならば、邦ロックなどパクリだらけの業界である。ワンオクだけ叩くのはお門違いだ。たまたま売れているワンオクが叩かれているだけにすぎない。アンチはその辺りを肝に銘じるべきだ。

 

 

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ONE OK ROCKは親の七光りと馬鹿にする

ワンオクのTakaは今更言うまでもなく森進一/森昌子のご子息。

アンチはここにも噛みついているようだ。

 

要するに、親の七光りで売れたから苦労してないんだろ!と罵っている。

 

 

 

ワンオクがメディアに登場し始めたころ、両親の名前は一切出ていなかった。

 

ソースがどこか忘れてしまったが「森夫妻の息子」と言われるのが嫌で、地道に這い上がってきたと、何かのインタビューで語っている。

 

 

知名度といえば、ワンオクは度々アイドルバンドと揶揄されてきた。

これにはそう言われるだけの理由がある。

 

ボーカルTakaは元ジャニーズなのである。

 

 

たしかに、そこら辺に転がっているバンドマンと比較すれば、多少は知られた存在だったかもしれない。他のメンバーも過去に芸能活動していたようだし。

 

でもワンオクのメンバーは、過去の活動を公表していたことなど一度もない。

 

つまりアンチが言っている「親の七光り」というのは完全に言いがかりだ。

 

 

そもそも、「○○の子供」というようにある程度の知名度があっても、ワンオクのようなビッグネームになるには相当の努力が必要になる。

 

仮に「森夫妻の息子がデビュー!」と大々的に宣伝されたとしても、彼らの音楽センスや行動力がなければ、今の地位にまで上り詰めることは不可能だろう。

 

事務所の大きさも関係あるかもしれないが、コネだけでやっていけるほど音楽業界は甘くない。

 

  

嫌いなのになぜワンオクに関わろうとするのか

 

ワンオクアンチに限らず「アンチ」というものは不思議なもので、嫌いなら関心を示さなければ良いのに、自ら嫌いなものに吸い寄せられていく。

 

嫌いなものと接していたら気分が悪くなるのは自分なのにどうしてそんなことするんだい。

 

ネットに繋がっていればワンオクレベルのバンドなら目にする機会も多いので、完全に情報をシャットダウンするのは困難だ。そして、たまたま目にした情報にもアンチは興味を示す。

そうして得た情報を元に各種メディアを使ってネガティブキャンペーンを繰り返す。

 

 

嫌いであるはずのワンオクに自分の大切な時間を使ってそんなことするなんて、ネガキャンだろうが何だろうが、今の時代ネットで少しでも話題になる時点で良くも悪くも名前が拡散されるわけで、それはもう一種の宣伝活動だよ。

 

 

アンチというのは「アンチ」という名のファンなんだと最近思うようになった。

 

 

アンチの生まれる背景

ワンオクに限らずアンチという生き物は、様々な理由で結果的にアンチになってしまうと考えられるが、その多くは嫉妬によるものだと思う。

 

自分の嫌いな存在が大衆に持て囃されていれば気分が悪くなり嫉妬してしまうのは当然だ。その結果で生じたストレスを何らかの形で発散するためアンチ行動に走るのだろう。

 

 

ワンオクの場合はファンに対する態度も問題があったようだ。

 

一時期話題になったインスタグラムでの日本のファンを軽んじた炎上発言。

その結果多くのファンが離れたようだが、ファンを辞めるだけでなくアンチになってしまった元ファンも大勢いただろう。

 

 

このように、アンチになるにはそれ相応の理由があるはずだが、結局はワンオクが売れているから嫌いなんだよね。これは間違いない。

 

EXILE系の人達にもアンチはかなり存在するわけだが、あれって全く売れていなかったり、そもそも知られていなければアンチもそこまで増えるわけがない。

 

いずれにせよロックバンドが音楽以外で何かしら評価されるのは悲しいことだな。

 

 

ワンオクアンチに言いたいこと

 

「アンチ行為なんて無駄だからやめなさい」

 

これはワンオクのファン目線で言っているわけではない。

 

既述したように私は特にワンオクのファンというわけではないので、ワンオクが今日解散しようが一向に構わない。

また、何らかの影響で今後いっさいワンオクの新譜が聴けなくなったとしても何も困らない。

 

 

でもほんとにアンチがいくら頑張ったところでワンオクの人気は今更揺るぎようがないんですよ。仮に多少人気が落ちたとしてもメディアから完全に消えることなんてありえない。

 

つまりアンチの目の前からワンオクが消える日は来ないということ。

 

 

そう考えたらワンオクに固執するのは無駄じゃないかな?

 

アンチ行為をしている時間が無駄に思えてこないだろうか。

 

そりゃワンオクを本気で潰すためにアンチをしているわけではないと思うけど、たいして状況が変化しないことに時間を費やすのは愚の骨頂である。

 

 

その時間を使って好きなバンドの曲を聴いていた方が精神衛生上はるかに良いよ。

 

好きなバンドのメンバーだってその方が絶対嬉しいはず。

仮に自分がバンドのメンバーだとしてさ、自分らのファンがネチネチ他バンドの悪口言ってたら嫌でしょうよ。

 

 

別に嫌いなものを受け入れろと言っているわけでない。

嫌いなら嫌いでいいのよ。

 

それが人間の感情というものだしさ。

 

嫌いならせめて目を背けて生きろと言いたいだけ。

嫌いなものに突っかかったって誰も得しないよ。

実際自分自身が一番つらくなるだけ。

 

 

ここがヘンだよONE OK ROCKアンチ まとめ

ロックというジャンルが広く一般化されすぎてしまった昨今。

 

ロックバンドがタレントやアイドル化してしまった糞のような状況もある。

 

知名度のあるバンド程、何かにつけてマスコミが面白おかしくニュースにするので、純粋に音楽だけで評価されない時代なのかもしれない。

 

だからこそロックバンドというものを偶像化せず、一線を引いて純粋に音楽だけを楽しめればアンチ行為なんて無駄なことに時間を使うこともなくなると思う。

 

 

特に若い頃というのは好きになったら周りが見えなくなるのが当然で逆も然り。

嫌いになればとことん嫌いになるものです。

 

自分の好きな物が正義になるもんね。それは分かるけど、目に見える世界が全てと考えず視野を広げて音楽を聴いて楽しんでほしい。

 

今回はたまたまワンオクのアンチについて書いたけれど、何もワンオクに限ったことじゃない。ロックリスナーすべてが純粋に音を楽しめるような環境になれば最高なんだけどな。

 

それではまた。


Hatena

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