ブログ記事の批判や中傷コメントに対する最強の対処法
ブログを書いていると避けては通れないのが「批判中傷コメント」だ。
当ブログは音楽をメインに扱っているブログなんだけど、例に漏れず批判コメントをもらう事がある。
記事更新の際にツイッターで告知をしているのと、過去記事をbotでつぶやいているので、ほとんどがツイートに対するリプでの批判なのだが、どちらにしても良い気分はしない。
これはどのジャンルのブログにも起こり得ることで、特に、意見が割れそうなテーマに言及する際は「それ違うんじゃない?」的なコメントが付きやすくなる。
最近リプで叩かれたのが以下の記事
こうしたコアなファンが存在するジャンルは、凝り固まった思考の人間が多いため意見が衝突しやすくなる。
他にも、とあるバンドのディスクレビューの記事で「ちょっと好みに合わなかった」と書いたら、凄まじい剣幕で罵詈雑言を浴びせられたこともあった。
音楽というのは特に趣味嗜好が強く出るし、宗教的に崇拝しているケースも珍しくないため、反対意見を言いたくなるのも仕方がないだろう。
筆者の場合は「物申す」系の記事が半数で、「言いたいことをストレートに書く」スタイルが性に合っている。
したがって、ブログは批判されるものだと半ば諦めているが、ブロガーの中には「批判コメントが怖くて記事が書けなくなった」という人もいるらしい。
そこで今回は、批判コメントが付いた際の対処法や心構えなどを経験から語っていくので参考にしてみてほしい。
批判コメントに対する最強の対処法
批判コメントは完全無視
最強且つ一番手っ取り早いのは、批判や中傷コメントを一切無視することだ。
批判コメントが来たからといって逐一頭を悩ませたり、返信をしていたら時間がもったいない。
その時間を使って新しい記事のネタを探したり、文章を考える方がよほど有意義だと思う。
もちろん批判の内容によっては無視してはいけない。
あきらかに間違った情報を発信してしまったら謝罪するべきなのは言うまでもない。
また、批判というか反論のような内容で、話が出来そうな相手なら意見をぶつけ合えばいいと思う。
他人の意見を聞くことで自身の価値観が上書きされることもあるからだ。
ただ、実際は話し合う雰囲気になることなど稀。
何だかんだと難癖をつけ、自らの正当性を主張しマウントを取りたいだけの輩が多い。
そんな奴には何を言っても無駄で、コンタクトを取るだけ無意味なのだ。そこから得られる物はほとんどないと考えるべき。
ブロガーの中には、どんな批判にも律儀に謝罪をする人もいるみたいだけど、自分のブログなのだから好き勝手発言すればいいと思う。
ブログならコメント消す。ツイッターならブロック
もしブログに批判コメントがついてしまったら速攻で削除すればいい。
残しておいても気分が悪くなるだけだし、その批判コメントを見て、他の読者がつられて批判するかもしれないからだ。
ツイッターの場合は、批判リプを飛ばしてきたアカウント自体をブロックしてしまえばいい。
そうすれば、二度と自分のツイートには手出しできなくなるし、DM等も一切送れなくなる。
大きなメリットとして、批判コメントを消して数日経てば、そんなコメントが付けられたことさえ忘れてしまう。騙されたと思って一度試してみてほしい。
コメント欄を設置しない
批判コメントを消去する際に一目見るのも嫌だという場合は、コメント欄をはじめから設置しないという方法も候補に挙がるだろう。
ちなみに当ブログは「ログインしているはてなユーザーのみ」コメントを許可している。
コメント欄を完全に閉鎖してしまうと、善意ある読者さんがコメントできなくなるため、現在の形に落ち着いている。
どうするかはブログの方向性で考えるべきだけど、自分の意見を発信していくタイプなら初めから設置しない方が良いかもしれない。
批判コメントに対する心構え
自分より下の人間だと認識する
批判や中傷コメントを送ってくる人間を下に見よう。
少し過激な考え方かもしれないが、これくらいで丁度いいと思う。
逆の立場で考えてみれば分かりやすいと思うけど、もし自分が他人のブログに中傷コメントを書き込むと想像してほしい。
何か自分にメリットはあるだろうか?
わざわざ時間を使って書き込んで、そこに残るのはネガティブな文章だけであり、ブログ運営者や楽しく読んでいる読者の気分を害するだけだ。
尤も、好きで批判コメントを書き込む人間は「気持ちがスッキリするのがメリット」などと言いそうだが。
そもそも顔が見えないのを良いことに、まったく面識のない人間に対し、好き放題暴言を吐くのだ。
リアルの世界で例えるなら、覆面をするか、物陰に隠れて文句を垂れる危険人物である。
本当にそんな人間がいれば通報案件だろう。
いずれにせよ、批判コメントを書き込むなんてのは、明らかに人間としてのレベルが低い。
それに、匿名でなければ話しかける事さえできない小心者だろうし、それに対し心を痛めるなんて馬鹿げている。
同じ土俵で物事を考えるだけこちらが損をするだけで、「阿呆がまたやってるわ」くらいの認識で十分だ。
そこまで過激な思想になれないというなら、コメントを送ってくるのは人間ではなく"別の生き物"なんだと自分に言い聞かせよう。
万人に好かれようとしても無理
どれだけ人気のあるアーティストにもアンチが存在する。
ブログもまた然り。
芸能人の好感度調査でも「好き」と「嫌い」どちらにもランクインしているケースもこれに該当するだろう。
何故かといえば、人間はそれぞれ物事に対する考え方が違うからだ。
圧倒的多数に賛成と言われる意見であっても、反対する勢力が必ず現れる。
ただし、本当に当たり障りのない内容で記事を書いていれば批判はされなくなるだろう。
そのかわり、どっちつかずの答えなので、賛成意見も少なくなる。
ブログとしては圧倒的につまらないのだが、批判が怖いという場合は、個性を捨てたブログ運営もひとつの方法かもしれない。
コメントを貰えるのは実は凄いこと
批判コメントであっても、ブログ記事に何かしらリアクションがあるというのは凄いことだ。
なぜなら、文章で人の心を動かし、「コメントを書く」という行動を促したから。
「コメントを書く」という行為は、記事を読んで何かしら思う事があったから行動に移したわけで、読んで何も感じなければそのままスルーされているはず。
わざわざ知らない人間の記事に対し、貴重な時間を使ってコメントを書き込むと考えたらかなり凄いことだ。
前項にも少し関係してくるけれど、記事を読んでどこか引っかかる部分があるから批判される。
当たり障りのない、誰が読んでも答えが一つしかないような内容だったり、相反する意見のどちらも絶賛するような記事なら批判しようがなくなる。
以下は数年前に書いた「パフューム」に関する記事だ。
あえて煽った表現をした部分もあったため、当時はツイッターで軽く炎上し、他人様のブログで引用もされていた。※現在は修正しかなりマイルドになっているが
上の記事は、自分の意見をはっきり提示したばっかりに批判を受けたのだ。
「馬鹿野郎そうじゃねーだろ ⇒ こいつにひとこと言ってやる」といった感じで、心を動かし読者の行動を促したという事だ。
つまり、批判コメントが来るという事は、読者に対しフックを与えていることに他ならない。
これも前項に関係するけど、ポジティブに捉えれば、それだけブログに面白みがあると考える事も出来る。
なぜなら、極端な答えを提示し批判されるという事は、共感してくれる読者も必ずいるからだ。
それを念頭に置いていれば、批判コメントも人気のバロメーターとして捉えることも出来るので、むしろ自分の記事が読者に響いているのだと喜んでも良い。
批判コメントに対する最強の対処法 まとめ
ブログ記事への批判中傷コメントに対する対処法や心構えを語ってきた。
コメント欄を閉鎖しない方向で考えたら、やはり無視して消去するのが最善の方法だと思う。
精神衛生上それが一番だし、批判コメントを消せば、数日経過するとそんなコメントがあったことも忘れてしまうと思う。何より自身の時間の確保のためにぜひ参考にしてみてほしい。
それではまた。
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