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【JILUKAなど】V系の皮をかぶった本格メタルバンドのおすすめ。名曲、代表曲、人気曲やアルバムを紹介

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今でこそヴィジュアル系も当たり前のように市民権を得ていますが、その昔ヴィジュアル系のファンというだけで白い目で見られた時代がありました。現在は多くのビジュアル系バンドが様々なジャンルとクロスオーバーするようになりましたね。私個人は昔からどんなジャンルにも偏見を持つことなく接してきたので、ほんとに時代は変わったと実感するとともに大変うれしく思います。

 

そんなビジュアル系ですが音楽ジャンルとして「ヴィジュアル系」「V系」などと大きな括りで分けられることが多いですよね。でも実際はひと括りにできるほど単純なカテゴリーではなく多種多様な音楽性を持っています。その中で目立つのがやはりメタルに影響を受けたバンドが多いこと。

 

ゴリゴリのメタルリフにビジュアル系特有のボーカルが乗るという、もはや伝統芸能というか様式美というか確固たる音楽ジャンルを作り出しました。そうしたメタルっぽいビジュアル系の中で異彩を放つ存在がたまに現れます。

 

それは、本当に生粋のメタルをやってしまうバンドたちです。メタルっぽいフレーズではなく正真正銘のメタル。元々メタルが好きだけど戦略として化粧をしているバンド、化粧ありきで音楽性がメタルに寄ったバンドなどさまざまですが、古くはメロディックスピードメタルのX JAPANなんかがそれに該当しますよね。今でこそそういった本格メタル志向のビジュアル系バンドが増えましたが、今回はその中でおすすめのバンドをいくつか紹介していきます。

 

 

おすすめバンド① 「NoGoD(ノーゴッド)」

NoGod(ノーゴッド)は2005年に結成された歴史のあるバンドです。NoGodは自分たちを「バンドではなく宗教団体である」というヴィジュアル系特有の奇抜な設定で活動をスタートしました。(V系バンドのこういった頭のおかしい所(誉め言葉)がたまらなく好きです)

 

宗教団体という設定ですので当初は『新興宗教楽団NoGoD』という名前でしばらく活動していて、2010年のメジャーデビューに伴って改名し現在の『NoGoD』になります。

 

NoGoDのメンバーもともとヴィジュアル畑の人間ではないそうで、化粧をすることにも特にこだわりが無いと語っています。純粋なメタル好きが集まったバンドなんでしょうね。

 

どの曲も一聴してわかるようなバリバリのメタルサウンドで、洋楽メタルを聴く私のようなガチ勢にも訴求できるクオリティを持っています。ボーカルはいわゆるヴィジュアル系にありがちなクセがそこまで感じられないので聴きやすい方ではないでしょうか。

 

NoGoD(ノーゴッド)の名曲、人気曲、代表曲

NoGoD/神風

 

NoGoD(ノーゴッド)のおすすめアルバム

NoGoDのおすすめアルバムはバンド結成10周年を記念してリリースされたベストアルバム「VOYAGE 〜10TH ANNIVERSARY BEST ALBUM」。ライブでの人気曲が多数収録されていますのでNoGoD入門盤としては最適です。


VOYAGE 〜10TH ANNIVERSARY BEST ALBUM [ NoGoD ]

 

このベストアルバムが気に入ったらぜひオリジナルアルバムにも手を出してみてください。どのアルバムも平均をはるかに上回るクオリティですのでどこから聴いても満足できます。ベストアルバムに収録されなかった隠れた名曲にも出会えるでしょう。

 

おすすめバンド② 「JILUKA(ジルカ)」

このJILUKAというバンド2013年より始動する計画で動いていたようですが、メンバー脱退など、イレギュラーが重なり本格的な活動は2015年頃からと比較的新しめのバンドです。

JILUKAのメンバーは先ほどのNoGoDとは反対でヴィジュアル系サウンドをルーツに持っています。ただ、ヴィジュアル系というジャンルにとらわれない表現方法でチャレンジしたいということで、「V系でメタルをやる」という構想のもと活動を開始しました。

 

一般層にも名前が浸透し始めた2017年ごろ「ヴィジュアル系っぽくない!」ということで一時期SNSを中心に注目されていました。

 

音楽性はプログレッシブ・メタルよりもさらに複雑性を増したDjent(ジェント)やテクニカルデスメタルといったガチガチの本格派。とにかく演奏がうまい。うますぎる。イントロやバッキングだけ聴いたら完全に洋楽のそれ。ボーカル無しで聴かせたらヴィジュアル系バンドと思う人がどれだけいるだろう。ってくらい洋楽志向のバンド。

 

あとCrossfaithのような雰囲気も持ち合わせているので、ヴィジュアル系ファン以外にも広く訴求できると思います。もっともっとメディアへ露出して多くのロックファンに知ってもらいたい期待のバンドです。

 

JILUKA(ジルカ)の名曲、人気曲、代表曲

JILUKA / Ajna (PV FULL)

 

 

JILUKA(ジルカ)のおすすめアルバム

JILUKAのおすすめアルバムは上記の曲が収録された「Xenomorphic」ミニアルバムで収録曲数は少なめですが聴きごたえバッチリの名盤。


Xenomorphic [ JILUKA ]

 

 

おすすめバンド③ 「DEVILOOF(デビルーフ)」

このDEVILOOF(デビルーフ)もJILUKA同様2015年から活動している比較的新しいバンドです。2017年5月から制作等のため活動休止期間に入っていましたが現在は活動再開中。

ヴィジュアルシーン「最凶最速」をコンセプトに掲げ超大型新人としてメディアに登場した彼ら。そのコンセプトにたがわずその音楽性はスラミング・ブルータルデスメタルデスメタルをさらに深化させたデスコアといった、限界までヘヴィさを追求した圧巻のサウンド。そこへ、もともとDEVILOOFが持ってたヴィジュアルの要素をぶち込み唯一無二の世界観を作り出しています。

 

 

DEVILOOF(デビルーフ)の名曲、人気曲、代表曲

DEVILOOF - ESCAPE

 

DEVILOOF(デビルーフ)のおすすめアルバム

DEVILOOF(デビルーフ)のおすすめアルバムは名刺代わりとなった1stフルアルバム「Devil's Proof」。ヘヴィネス全開のインディーズの頃に比べキャッチーでメロディアスな要素が加わり、より聴きやすくなっているのでDEVILOOF入門盤としておすすめ。


Devil’s Proof[CD] / DEVILOOF

 

 

ヴィジュアル系メタルバンドのまとめ

いかがでしたでしょう。「ヴィジュアル系と言えば…」というパブリックイメージからは想像できないメタルっぷりに驚いた方もいるのではないでしょうか。ヴィジュアル系バンドの中にはこのように本気でメタルに向き合っている漢クサいバンドが隠れていて本当に面白いジャンルだと思います。

正直見た目で損をしている部分もあると思うし(イロモノとして見られがち)、昔より市民権を得たとはいえ敬遠している方も依然多いのがヴィジュアル系という音楽ですが、ロックが好きなら聴かず嫌いはもったいないので機会があればぜひともヴィジュアル系バンドに触れていただきたいですね。